隅田川でも比較的新しい橋の登場。
八重洲通りの延長にあたる、東京都道463号線を通す。
最後の写真は最初のアングルをモノクロで撮影。
橋の通りは、西へはまっすぐ東京駅八重洲口へと伸び、東はウォーターフロント高層マンション郡の発祥地(?)ともいえる、大川端リバーシティに繋がっており、文字通り中央区のシンボルのような存在。
隅田川とフランスのセーヌ川は、友好河川として提携しており、架橋する際に、フランスのデザイン会社が設計を担当。主塔の先端や欄干部分に日本の「兜」をイメージした意匠が施されている。
上流側の橋脚部に、当時のパリ市長から東京都へ友好の印として贈られた彫刻家オシップ・ザッキン作の「メッセンジャー」という名の彫像が鎮座する。川の方を向いているので、水上バスからだとその様子がよく分かる。
開通がレインボーブリッジと同じ日。
東京都中央区
構造:二径間連続鋼斜張橋
橋長:210.7m
幅員:25.0m
竣工:1993年(平成5年)8月26日