梔のかほり -10ページ目

梔のかほり

霧雨の濃い、そんな季節に溶けていきたい。そんな言葉

朝起き仕事に行き帰り寝る


これが人生か


齢20と数年


既に辟易している自分と


未だ見ぬ未来に期待する自分


現状に満足できればこんな事には成らない



そんなことはわかってる


今更何が出来ようか



今日という日は二度と来ない


しかし今日という日に何ができる


思考を廻らせ世界を見ても


昨日と変わらぬ平々凡々


時には世界を変えて


違った自分を演じてみたい


与えられた役割を

演じることに

何ら抵抗はあるまいよ



従順だけでは面白くない


牙を磨いて時を待つ