これまで積んだものが音もなく崩れていった
その時私は
あぁ、そうなんだね
そんな簡単な言葉しか吐けなかった
何を求めるかは十人十色
しかし何を与えるかは相手によりけり
私が望んだものは手に入らなかった
代わりに絶望をプレゼント
最悪の結末
何が楽しくてこんなことになったのか
うまくいく方法等があったら誰しもが手を伸ばす
巧くいかないから人生
ふざけてる
巧くいかないなら壊してしまえば良いさ
その程度のものだ
積み上げた物はもう無い
否、最初から積んでなかったのやも
積み上げているという幻想
事故陶酔の嵐
その結果がこれ
現実という名の物語は
時に喜劇よりも突飛で
童話より残酷
たった一言コールして
去ってしまいたい
その時の言葉はきっと
あの言葉だろう。