ラスト数話を残してずっと止まっていたU-NEXTのドラマをようやく完走。


高校で出会った初恋カップルが、山あり谷あり(といってもなだらかな丘陵地帯くらい)を乗り越えて、結婚するまでのお話。


級友から親や先生に至るまで、みんないい人でノーストレス。


というか、ノーストレスなのがストレス。暢気なラブラブぶりに何を見せられているかわからなくなったのが、視聴が止まった理由でした爆笑


途中までは、それなりに楽しんでいたんです(初恋ドラマ好きですから)。


まず、ヒロインのキャラクターが何気に新しい(演じる女優さんも好感度高し)。なんと、お勉強ができます。


初恋相手は定番の文武両道の長身イケメンなんですが、ヒロインも地方から都会の進学校に転校してきてすぐにクラスで2番に(おまけに、明るい性格でクラスの中心的存在にも)。


これって、かなり珍しいと思います。たいていは、しっかり者だけど成績が悪かったり(「僕のルイちゃん」)、勉強は苦手だけど絵が上手なんです(「ツンデレ王子のシンデレラ」)といった設定が多くて、ステレオタイプな女性像が密かに不満だったんです。


そして、同性カップルも登場します。それも、わりと自然な感じで。


考えてみると、すごく「政治的に正しい」ドラマなんですね。


そして、仲良しグループ6人の顔面偏差値が全体的に高い上に、ヒロインに片思いする陸上選手もイケメン(お金持ちで性格もいい)。


普通は、超イケメンの男主のライバルが「男は中身で勝負」系だったり、親友が(見た目的に)お笑い担当だったりするんですが、このドラマでは男主も含めて皆が70〜85点の長身イケメン。


平均点にすれば同じかもしれませんが、メガネ男子の秀才からボーイネクストドアなタイプまで、程よいイケメン揃いです。


でも、政治的にも美的にも正しいドラマだからといって、トキメクとは限らないんですね。残念。