パク・ミニョンではなく、ナ・イヌの話。
ナ・イヌって落ち着いてますよね。94年9月生まれの29歳ですが、パク・ミニョンとカップルでも年下感も違和感もなし。
パク・ミニョンが若く見えるのもありますが、ナ・イヌの方もなんなら幼稚園児くらいのパパ役でもいけそうな雰囲気。演技力でそう見せてるというより、老けて見えるタイプなんだと思います。
これまで「哲仁王后」と「遠見には緑の春」を見てますが、どちらもひたすら暗い役で年齢不詳、若さあふれるナ・イヌというのを見たことがないせいでそう思うのかも。
同じ94年生まれには、ソン・ガン。パク・ミニョンとは、「気象庁の人々」で共演してますが、ザ・年下男子ですよね。パク・ミニョンがソン・ガンに向かって「部長」と呼びかけるところはちょっと想像できません。
他に同世代だと、イ・ドヒョンが95年生まれ。概して韓ドラ男優は実年齢よりかなり若い役を演じがちですが、イ・ドヒョンは、つい最近まで高校生役を自然に演じていた(それも回想シーンてチラッとだけでなく、高校生役で出ずっぱりとか)のはすごい。
ナ・イヌに高校生役は無理でしょう(高校生離れどころか人間離れしたプロポーションのせいもあるでしょうが)。「私の夫…」では、回想シーンで大学生を演じてますが、あのへんてこりんなカツラがなくても、大学生もちょっと厳しい感じ。
さすがのパク・ミニョンも学生姿はコスプレ感が隠せませんが、ナ・イヌも何気に若作り感を出して、笑わせてくれるおかげで、いいバランスになっていたような気がします。
ソン・ヘギョも、イ・ドヒョンでなくナ・イヌを「グローリー」の相手役に選んでいればよかったのに、と思う私でした(よろしければ、私の少し前の「グローリー」感想記事をご覧ください)。