今さらですが、この週末に「20世紀のキミ」を視聴。キム・ユジョンが主演の初恋ものですが、しっかり胸キュンさせてくれました。
キム・ユジョンは子役スターから大人になる過程で微妙に背伸びした役柄を選びがちだった印象なので(「とにかくアツク掃除しろ」とか)、満を持して?の高校生の初恋ものは、まさに「そんなあなたが見たかった」。
大人になった姿をハン・ヒョジュが演じているのも(といっても出演シーンは少なくて、特別出演的)いい感じでした。
昨年話題になった「二十五、二十一」も初恋の美しさと苦しさを描いた名作でしたが、あんなに魅力的だったキム・テリのその後を演じた女優さんがなんだかなと思いませんでしたか。(失礼なたとえですが)バラエティ番組の再現ドラマに出てくる女優さんみたいで、個人的にはあの物議をかもした結末よりも不満でした。
キム・テリ演じるナ・ヒドのきらきらとした輝きは、初恋の美しさと同じで、瞬く前に消え去ってしまう青春のまぼろし、ということなんでしょうか。
子ども時代や学生時代を演じる俳優と大人になった後を演じる俳優がうまくシンクロしないことは少なくないどころか、当然といえば当然です。演技ができる子役を求めれば、その数は各年齢で限られているわけで、そうそう外見や雰囲気のリンクを重視するわけにはいきません。
また、制作費や俳優・子役の知名度など諸々の大人の事情もあるでしょうから、視聴者の方も多少の見た目のギャップ(大人になったのに背が縮むとか、二重まぶたが一重になるとか)は気にしないわけです。
とはいえ、私がドラマを見ながらどうしても納得できなかったのが、「華麗なる誘惑」です。チェ・ガンヒとチュ・サンウクが主演の復讐もののですが、ストーリーの発端であり重要な鍵となるののが、高校時代の初恋をめぐる三角関係なのですが……
高校時代に登場するふたりの少女はこちら。どちらかが成長してチェ・ガンヒになるわけですね。