本日7月13日


東京盆

盆の入り


昨日の朝、実家に行くと八十路後半の母は、身体の調子がよくなく、しかし朝のうちに団子屋と花屋に行ってお盆の買い物をしてくると言います。


外は雨、激暑ではないが蒸している朝でした。


私は、今日はやめた方がいい、明日にでも私が買いに行くから


と言ったのですが、母からしたらお盆の前に用意をしていたかった様です。


明けた今日の朝、こんな陽気ですから、私も寝覚めが悪く


頭が重い

なかなか治らない痛めた喉からの咳

顔の浮腫

腰痛


そんな寝起きで実家に行き朝の食卓に座り検温すると、微熱。


なんだか鬱熱か身体が怠い重い


と一人ごちると、母が


なんだか仏壇のロウソクの火の勢いがおかしいわ

アラ

今日はお盆だから、あの世からYおばさんとか、K子とか

お父さんが来ていて、アナタに寄り添っているから、重たく感じるんじゃない?


などと言うので私は


冗談じゃないですな、お盆で帰ってきた先祖らが私の身体を重くしてしまっているなら


先祖など帰ってこなくてよい、むしろ帰って来ているなら身体の不調を軽くして欲しいものだ


と言い、母と大笑いしたのでした。


が、やはり盆だというのに仏壇に盆飾りの用意をしていないというか、できていない母は、気になる様でしたので、朝イチで私が盆の買物に行きました。母は


アナタも忙しいのに悪いわね、暑いのに手間かけて


ごめんね


などとシオシオと言います。


本当は自分で、自分の気に入った盆の餅菓子や飾りを選びたかったが、それができないのが寂しいのでもあるのでしょう。





出勤前にお盆セットを買いに行き、また自宅に戻り、


母と一緒に仏壇を盆仕様に飾りました。


60前の私と

80後半の母


色々なことがあっても二人でお盆のしたくをできるということは


しあわせなことです。