数年振り、コロナ禍より前になってしまうので


4年以上ぶり


に目黒に行きました。


目黒といえばモリノス的生活に縁が深かく、色々な思い出がある場所


目黒雅叙園

ホテル雅叙園東京


に改名されていました。


創設以来、色々ときな臭い悶々があり、なんども経営が変わり、何度も倒産するまで追い込まれているのに、なんとか運営できているのを目の当たりし


やはり雅叙園にはナニかある


と思いつつ、名物の


心臓破りの急坂を降りて建物を見ると


えー?


雅叙園の敷地も色々と事情があり、バブリーな本館のそばに


廃屋

草っ原

廃墓

荒寺


とシッチャカメッチャカだったのですが綺麗に無くなり


ドレメから雅叙園まで細長い社屋?商業ビル?が繋がっていました。


気味の悪い絵面なのですが、雅叙園ホテル本館に向かって

巨大な棒が伸びて刺しているみたいになっています。


バランス悪し


また新たなる得体の知れない「気」を孕むのか?


しかし昔から雅叙園は


多様性スギる超カオスな建物ですから、これからもより

奇妙なモノになっていくかもしれません。


そして雅叙園名物


色々ないわくがあり私もアレな体験を数々した


百段階段


は現在、この度はコロナ禍の影響で中止していた、今頃の時期に開催する


百段雛祭り復活


千年雛まつり


と銘打たれた展示を見てきました。


百段階段を上るのも久しぶりです。



古代の立ち雛


座敷雛


作家物


元々、派手にゴチャゴチャした


元々、和物祭りな宴会場、座敷


な空間に日本全国から夥しい数の


雛人形及び関連グッズ


が見学客より多いくらい置いてあります。



猫雛壇飾りもありました



吊るし雛




鞠細工


今まで生きてきてこんなに大量の雛人形を見たのは初めてです。


雛人形好きにはたまらないイベントかもしれませんが


大量にも程がある、百段階段の途中、ところどころにある、趣向をこらした広間に、畳が見えないくらい展示してあるので、見学客より雛人形の数が多すぎて


なんだかわからない催しでした。


来場者は高齢者が多く


雛人形見物しているより、百段の古い階段を上り下りしなくてはならないのですからプチ危険、皆さん


ゼーハーと息があがりながら、カビ臭い部屋のアチコチを回っていました。


私が数年前に訪れた目黒雅叙園は昼でも夜でも閑散としていましたが


百段雛祭り2024


は大盛況


本館のカフェやレストランもリニューアルしていて賑わっています。


雅叙園の創始者は、いらっしゃったお客様が笑顔でお帰りになる様に趣向をこらした、と聞いています。


奇天烈な催し物

商業ビルと商業の間に挟まっている様な変な外観

和洋折衷


ホテル雅叙園東京となった今は、来たお客様は


なんじゃコリャ?


と思いつつも、きっと帰りには


へんてこりんだったけど面白かった


と笑って帰らるだろうな、と数年振りの雅叙園にて、そう思いました。