四月に開催された暗黒プロレス組織666本大会の時、控え室入りした私はいつもの様に物憂げにとっ散らかったメイク用品の入る袋から道具を出してこしらえをらするのですが、ゴールドのフェイスカラーが使い切ってしまっていて、ポイントメイクの途中でプチ焦り、なんとか似た色のパウダーでごまかしました。

で、二週間後に出演予定の新宿二丁目プロレスに向けて使い切った金の粉を買い足しに、ステージメイクでは有名なMの売り場に行き、顔馴染みの美容部員さんに

「前と同じ金のパウダーを下さい」

と言ったら、もう製造中止したとの事・・・。

では違うモノをとアレコレ毎度、男だてらに化粧品売り場を血眼になって、パウダーを美容部員と相談して、なんとか今まで使っていたモノに似たモノを見つけました。

で、男性の美容部員に二丁目プロレスとはなんぞやと切々とは語り、私の女装こしらえを説明して

「いくらM化粧品でも最近は年齢を誤魔化せなくなった、場末のスナックのママみたくなってしまう」

と若い美容部員にこぼした後、ほらねと言い、私が化粧を施した直後と本番が終わった後の顔の写メを見せたら

まだ若きメンズ美容部員は

「ウワハハハ〜!、たしかにお顔が疲れてしまってますね、アハハハ〜」

と正直な意見を言うので私は

「貴方、かりにもお世辞でも、そんなことないですよ、お綺麗ですよくらい言わないとダメじゃない美容部員的にはアハハハ〜」

と私の化粧直後と化粧疲れした後の顔を二人で見比べて大笑いした後。

M化粧品の秘密の粉を駆使して、今までもそうでしたが更に地顔が疲れて老醜面の上にカラフルなメイクを長時間施してもなんとか踏ん張れるブツを提案して貰ったのでした。