「三十路後半モデルの年末年始」。

今年、着用したステージ衣装の養生(糸で縫いつけた部分を取り布地に戻す、カスタムかリサイクルかケチな仕業)をしたのですが、コスチュームが大量につき助っ人として四捨五入40歳のメンズモデルK氏がモリノス部屋に着てくれました。

年末疲れしている髪を無造作に束ねた中老の私と
モデルKの普段着は膝も肘も抜けたスエット上下に、ドガジャンみたいなベンチコート・・・。
K氏は185センチを超える身長と恵まれた体格なのですが、何度も水を通したボロいスエット上下姿は、まるで浮浪者じみているのですかさすがモデル。寝巻きみたいなスエットを着ていても、様になっています。

メンズ二人が年末き握り鋏で作業をする様はなんだか、うら寂しくもあり、なんだか哀愁加味で
サムーイ雰囲気で黙々と作業をしていたのすが、
と途中からポツポツと語りあったのですが、

Kの年末年始は稼業の都合上、モデルの仕事上お付き合いが多く忘年会新年会が目白押し

が故にボディライン維持のため食事を摂生しなくてはイケないのに暴飲暴食を強いられる事に恐れおののいています。更に年末年始はジムが休みなので、飲んで食っての後にトレーニングも出来ずと真剣に困っていました。
 
 しかも若い年代では無くなったK宇治はドカ食いを強いられた後に体型維持するのは至難のワザで

K氏の年末年始はお呼ばれでの会食が多く備えているので大層こ困っていました。
  
そして鬼な私はK氏の前でいただきモノの菓子やらケーキをこれみよがしに食べたのでした。