地元下練馬の夏は


リアル地獄


灼熱の暑さからの突然の雷とゲリラ豪雨


雨が降って少しは涼しくなるかと思いきや


暑さ&湿度


で不快指数MAX


そんな今日、雷鳴が轟く昼下がり、今にも雨がという時に私は下練馬民が集う、駅近のショッピングセンターにいました。天気の具合を見ようと野外の駐車場に繋がる道に脚を運ぶと


複数の高校生と思しき男子達が


オラオラとイキって歩き、あらんことか私に、これでもかというしかめた顔で


ガンを飛ばします


!?


ガンを飛ばさる?

懐かしい!


今やデジタルな時代、虚勢を張ってツッパる気骨、気概のある少年は絶滅したかと思いきや


下練馬には現存した


と、なんだか変なカンジですが、頼もしい様な気持ちになりました。


で、駐車場に出ると、右手にはソノ少年達


アララ


慣れない仕草で煙草をふかし始めました。


あらーこれまた、未成年の分際で公共の場で喫煙するとは


これまた不謹慎ですが


まだいたのねーと懐かしい様な気持ちになりました。


左手には


!!


制服を変な風に着て、メイクを施している

JK達が、スマホを見たり手鏡を見たりして、これまた懐かしい


ヤンキー座り


なんとまあ!昭和の様な


不良少年達

不良少女達


まるでレアなモノを発見した気持ちで、私は彼ら彼女らを


ジロジロ見ていたら、JKの一人が私に聞こえよがしに


キモいんだけど


とか言います。


今やなんちゃらコンプライアンスとかなんちゃらハラスメントという印籠がありますが久しぶりに


モリノス、イジりスイッチオン


私はiPhoneを抜き、あたりをパシャパシャと撮影しました。


すると、私に因縁をふっかけた女子の顔が強張り、そして私に憎悪の表情で


「画像、消してほしいんだけど」


と言います、私は


「何故?私は、ここの景色を撮影しただけですよ、ナンでアナタに言われて画像を消去しなくてはいけないのですか」


「・・・」


「あっ!まさか、まさかだけど、アナタ方を撮ったと思ってらっしゃる?盗撮疑惑?、いやいや、自意識過剰なのでは?なんで私がアナタ方を撮影しなくてはならないのですか?・・・。アーじやー今、写した画像見せましょか?。も・し・も?アナタ方が写っていなかったら?

どうします?、とんだ、言いがかりだ気分の悪い」


と理路整然とのべたら、女子達は右手の方にいる男子の方に移動し、その様子


アンタ達、このジジイをなんとかして


とでも言わんばかり、私と女子達のやり取りを遠目で見ていた男子達は、これまた懐かしく肩をイカらせ、口をへの字に曲げた様な顔で私の方に向かってきます。



女子達のシマ

男子達のシマ


私は自慢のデカい声で少年達に


「皆さん、ソコは禁煙です、煙草が吸いたいなら、屋内の喫煙スペースに行きなさい」


と大音声で行った刹那


女子と男子が合流したのを見届けてから彼らに向かって


殴るか蹴るかな勢いの、助走ランニングのポーズで


威圧感たっぷりでダッシュ


する風を装ったら


令和の不良少女少女達は


やべーやつだ


とか口々に言いながら、全員が私の顔を見ない様にして

駐車場から退散したのでした。


この私の奇行が大人として、よかったか、悪かったかは

バカな私にはわかりませんが、今も昔も変わらず


怖いオジサンやオバさん


って


いた方がいい


と私はそう思います。


見て見ぬふりが時代と共に加速して


無関心スギる大人しかいないからです。