2019年4月24日(水)曇り☁️
朝から頑張って登山をしてたどり着いたのは
大邱美術館
観覧時間: 4-10月 10:00〜19:00
11-3月 10:00〜18:00
休館日:毎週月曜日
入場料:成人(26-65歳) 1000ウォン
青少年(14-25歳) 、大学生、芸術人
二等軍以下の軍人
子供(8-13歳) 7000ウォン
⚠️一般展示と特別展示で、変動がある場合もあります。
また無料観覧期間の場合もあるので、お金に関して気になる方は事前に調べてから行くのをお勧めします😇
대구광역시 수성구 미술관로40
バスを降りてから美術館までの距離がめちゃくちゃある訳でもないのですが、なんせ美術館が山の上にあるため、美術館の敷地に入ってから美術館の入り口までが長い!!!
ほぼ登山状態!!!
着く頃には汗かいて、
ぜえぜえ言ってました
私は美術に全く興味はありません!
絵を見てもすご〜いくらいの感想しか持てないくらい
美術センスもなきゃ
芸術のすごさも分からない凡人です!!!
でもそんな凡人が登山してまで見たかったのが この特別展示です!!!
1919年3月1日天気晴れ
特別展示に入ってすぐ見えたのが
この作品でした
겨울은 강철로 된 무지갠가 보다
冬は 鉄鋼で作られた 虹のようだ
これは朝鮮の詩人、独立運動家でもあった李陸史が書いた「絶頂」という詩の中に出てくる言葉です
ちなみに李陸史は韓国の学校の教科書に出てくるほど有名な詩人です
私は理解力が無いのでこの詩の意味について
調べてみたのですが
鉄鋼は 固くて冷たいイメージがあるため
主に"拘束、死、圧迫"などを想像させます
反対に
虹は派手で、綺麗なイメージがあるため
"自由、希望、解放"などを想像させます
この詩は李陸史の置かれた状況が
厳しい現実を絶望的に表しているのではなく
再生と解放のための試練の過程と認識しているということを表しています。
即ち、絶望的で悲劇的な現実を克服しようとする
"意識"と"決断"をさらに強調しています。
ここで豆知識として 友達から聞いた話なのですが
李陸史は本名ではなく、
詩人としての別名です
その名前を韓国語で書くと이육사になるのですが、これをそのまま読むと数字の264にもなるんです
この数字は李陸史が大邱刑務所で囚人番号として受け取った番号が、264だったからこの数字を詩人名として付けたといいます。
美術館や博物館に展示してあるものは
全て意味が込められているのだと
この詩の意味を知った時に実感しました
(実感したのは帰国後です…)
いつもはうわ〜綺麗〜すご〜い!!!
ってだけで写真を撮って終わりなのですが
ここまで考えることができたら
楽しいだろうなあと思いました
-------さらに中に進みます-------
すごくたくさんあったので、これは一部です
今まで博物館で見ていた資料よりも
なぜかすごく現実味があったというか
ああこれが本当のことなんだという実感が湧きました
私が行った日がちょうど月最後の水曜日!!
だったので観覧料は無料で入れました
韓国は月最後の水曜日は博物館、美術館の
観覧料が無料になるそうです!!
なので特に興味もないですが
せっかく来たので全部見て帰りました🐸
この展示のためだけに登山してよかったな
と思えるほどでした
もし美術館が好きな方は行く価値のある
ステキな美術なのでぜひ行ってみてください
🐰