そして | mmmの 『 Art de vivre 』  Diary♪

mmmの 『 Art de vivre 』  Diary♪

『 Art de vivre 』  ・・・・  アール・ド・ヴィービル・・・・
生きている芸術・・・生きるなかにこそ アートがある・・・のような意味でしょうか??

そんな考え方に 少しでも近づけるよう、 目指して生きていきたいデス♪


宗教のことを 書いたついでに。。。

備忘録で すみません、、、



私の 高校 (音楽科) 時代の ピアノの恩師は
クリスチャンでした。

当時、 25歳上 40歳過ぎ位? 生涯独身の方でした。


一見、怖そうな印象で、 『どうかこの先生の生徒にあたりませんように』、、、
と 思った記憶があります。

見事にビンゴでその先生の弟子になりました。。。

ま、 見かけどおりに厳しい 、、、だけど そのうち私を 当時のニックネーム、『マーコ』と呼んでくれ
だんだん、、、その愛情が伝わってきていました。

いつも厳しいことを言われ 楽譜全面に大きな ❌ ×を書かれたこともあります。

ですが 大学受験準備の頃には
初めての 大学教授レッスンに 一緒に行ってくださいました。

その教授も、 先生の教会の方を通じて紹介してくれ。。。

大阪の宝塚南口まで。。。
青果の堀田の メロンを 持って。。。


私自身、 レッスン料と お土産を持参しているのに
先生自ら 高級な店のお土産を用意して 一緒に行ってくれた。


こんな 私のために。。。



その後も 入学後、 帰省した時に 訪ねたり。
教会の集会へも 一度 行った事があります。

音楽科には 何年か 勤務していたので ピアノの弟子は多数いたと思うけど

特に 私と、もう一人の友人は 記憶に鮮やかに思っていてくれたと感じる。



ずいぶん経って 私の結婚後、 再会する機会もあり
所属するキリスト教の
(あまり一般に 知られてない 小さな敬虔なような団体)
小雑誌を 毎月送ってくれました。

信仰心の無い私は いつもろくに読んで無かったんですけど。 ^^;


数年前に 近所のスーパーに入ろうとした時
『マーコ』 、、、 と 呼びかけられ

私の事を そう呼ぶのは 高校、大学の友人だけなので
『。。。ん?』 と
周りをキョロキョロしてみたら たまたま所用で来てた その先生がいました。


教会主催の 集会で ピアノのコンサートがある、、、と 誘ってくれ

正直、 宗教は あまり興味なく
それほど乗り気はなかったんだけど 先生の気持ちを思い 参加しました。


思えば それが私にできた たったひとつの恩返しだったでしょうか。。。


集会とコンサート後 そのピアニストに (教会の方)
今も音楽に携わっている私を
(私が思うに) ほんの少し 自慢気に? 、、、 紹介してくれました。


その時に会えて、 本当に良かった。


訃報を知り、 初めて 先生の所属するキリスト教の お通夜(前夜祭)に行きました。

教会の方や、 親族の方が 人となりを語るような形でした。

先生は 集会では いつも讃美歌のエレクトーンを弾かれたり
宗教の中での 先生の姿を聞いて。


先生は こうして 宗教に身を捧げ
生涯を全うしたのだな、、、と
感慨深かったです。


キリスト教では 献花なので 讃美歌の中 献花し 先生の顔を見て
こんな私のために して下さった事が
本当に有り難く
感謝の気持ちしかありませんでした。

今の 私があるのも その 摩耶ちゃんのおかげだと、 思うと
感謝で 激しく泣いてしまいました。。。


人のために 出来る思い、 優しさ、、、
日本を思い 愛することの出来る 宗教
(、、、こころのモチベーション)


そして 私にして下さった こと。。。


天に召された 先生の魂。。。

尊い、、、と 感謝。