


この歳にして 初めて 『歌舞』 いて来ちゃいました!!
フラメンコはもちろん、 オペラ … ミュージカル の、
『歌舞』 ならば ダイスキですけれど
日本伝統芸能の 『歌舞伎』 を 観るのは
実は 初めて !!
「興味が無い」 わけではないけれど
自分の性格上…… 『和』 モノ… は、 じれったい… っつーか……
観る機会もないし、 高知公演があってもチケットは高いし… と
敬遠してましたが……
実は このチケットは 妹が 母と見に行くために買った物。
妹が 急遽な仕事で行けなくなり 私に おハチが廻って来た訳です。
(妹……、チケットありがとう…f^_^;)
母は 一度 『歌舞伎』 を 見た事 あるらしいけど
…私は タイトル通りの トーーーーシローーー
歌舞伎…が 解るかどうか… 心配だったけど
今回は 中村勘九朗襲名公演 で、 芝居ではなく、舞踊演目でした。
勘九朗、 七之助 の舞踊は やはり観ていて 引き込まれ
感心するものがあった。 。
脚を打つリズムが 鳴り物に対して 『コントラ』 (裏拍) だったり
見栄を切るとこなど フラメンコに 似ているな … とか
…… やはり 『芸』 モノは 練習と 感性 (才能…とも言う)
そして 舞台での真摯な姿を 見せてナンボだな…
…とか、 思いながら 観ました。
*******************
歌舞伎は (観客から見て) 「目を意識されないこと」 が 達人で
「目で見るのでなく、『顔』で見る」 と、教えられるのだそう。
その極致が 『能』 や、 『人形浄瑠璃』 。
なるほど、 目の動きは無く、 顔(面) で 動きますよね。
歌舞伎、能、バレエも 「目で見ない」 舞踊だそうです。
(『能』は、その極致で、面を付けるし、『胸で、「見る」』…のだそう)
それに対し フラメンコの踊りは
生身の肉体の生理的な目、そのものを以って踊る。
『目で見る』 踊りで、 モダンダンス、ジャズ、 ベリーダンス などと同じ
肉の目で見る。。。
( 参考資料、 f^_^; 『フラメンコ読本』 (晶文社) 笑っ )
********************
そんな 違いはあれど やはり 踊りモノとして
共通点はあるなーー … と 思いましたしだいです。
まぁー …… 初めて 歌舞伎、っつーもんに触れ
久しぶりに、母と ホテルの中華でお昼を食べ
いい日でしたねー
ホールは お着物率も高かったです。
何かの高級婦人誌で 読んだ薄識によると
歌舞伎では 客席も 真っ暗にならないから
(これは本当でした!!………買ったプログラムを読みながら観るため?
…あらすじや、~歌詞を書いてあったりするから?)
舞台の役者から、 客の様子や、着ている物が よく見える。
お客が ハレの装いをしてくれているのを見ると
役者も 気が上がる ……… と、
読んだ事がありました。
着物好きな人にとっても いい機会ですよね。
マイタウンの 知り合い (妹の同僚や、美容師さん) も
お着物で 帰りの ホテルのティールームで お会いしました

私は 着物など、ちゃちゃっとは着られないので
紫色のシルクのワンピで行きましたー
母は、 ギリギリ 歯医者が終わって … だったので
ちょっとだけ「よそ行きの」田舎のおばちゃんスタイル 笑っ
でも、 ホールに歩きながら …
「着物の人も結構、多いねー
…でも、田舎おばちゃんの『ズボン』の人も、おる。おる。。。」
… などと 笑いながら 行きました (^O^)/