フランス映画 「離愁」 | お気楽マーニャのブログ

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何十年ぶりかで、映画「離愁」を鑑賞。





世界中で、アラン・ドロンの人気が圧倒的だった頃、私のまわり、家族や、友人たちは、皆アラン・ドロン派だったけど、私はジャン・ルイ・トランティニアン派だった。映画「男と女」を観た時は、冴えないおっさん、何でこんなに素敵なアヌク・エーメの恋人役が、この男優なの?と思ったけど、その後、テレビの名画座で、「素直な悪女」や、「女性上位時代」を観て、彼のファンになったのだと思う。







当時、監督ロジェ・バディムの妻だったバルドーが、トランティニアンと恋仲になり、離婚したそうです。



映画「フリックストーリー」でも、やっぱりアラン・ドロンより魅力的だった。


映画「離愁」は、彼見たさに、映画館に行ったけれど、何十年ぶりかで、見直してみると、当時は子供だったので、この内容をちゃんと理解していなかったことが判明。でも、悪い女に引っ掛かっちゃったわねー、という印象は同じ。撮影当時、35才の、ロミーシュナイダー。もう、めちゃくちゃ魅力的です。こんなに上等で、退廃的で、神秘的で、儚くて、恐ろしい女優、二度と出て来ないんじゃない?!アラン・ドロンが駆け出しの頃、彼女との共演が決まり、一目会った時から恋に落ちて、婚約までしたのよねー。結婚はしなかったけど。






























































彼女に魂を奪われたのは、理解出来るけど、幼い二人の子供と、奥さんへの責任はどうするの?!全く、酷いわねー、と結末には、賛同出来ず。ムキー
ドイツ軍が攻めて来た為に、フランスの中を列車に乗って逃げ惑う人々。劣悪な環境の中でも、フランス人同士連帯感が生まれてくる。しかし、ドイツ軍の空からの爆撃で、次々と不運な人は亡くなって行く。今のウクライナの現実のようで、映画の絵空事とはとても思えない。
列車の中の老人が呟く。「また、戦争がおきるとは思わなかった。」
それを聞いた、娼婦らしき女性が答える。「男はバカだから。」
世界中の政治家の、半数以上を女性にしたら、戦争は起きないんじゃないのかしら。全く生産性のない、大量殺人をしたがる女性っているかしらねー。