映画  「土を喰らう十二カ月」 | お気楽マーニャのブログ

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こんな上等な映画、久々に観たわ~‼️

ジュリー主演の「土を喰らう十二カ月」。












作家の水上勉さんは、色気があって、女性に良くモテた。だから、彼を演じるのは、沢田研二さんしかいない、と中江監督は思ったそうです。


芸能界にも迎合しない、マスコミにも媚びない、時に政治的発言もする、骨太のスーパースター、沢田研二さん。この、年の離れた恋人がいるけれど、一人山荘に暮らす、孤高の作家の役がピッタリ。料理研究家、土井善晴さんの指導があったとはいえ、お料理をする手際がいい。日頃、お家でも、お料理なさっているのかしら?




画面に登場するお料理の数々。素朴だけれど、どれも凄く美味しそう!






ジュリーが、神がかる位美しかった時代、歌は全部好きだったけれど、別にファンにはならなかったのよねー。あー、ジュリーって魅力があるんだわ、と気がついたのは、ザ・タイガースを再結成して、「色つきの女でいてくれよ」を発売した時。中年にさしかかって、少しふっくらしてきた時代。ジュリーのコンサートは、還暦記念、東京ドームでの、六時間コンサートだけは行った。若い時より、声量があり、情感もたっぷりで本当に素晴らしかったわ~✌️。あの時も、もう少し痩せればいいのに、と余計なお世話で思ったけど、この映画では、ますます、、。えーでも、上等な色気があるのよねー。
この映画、長野の風景が美しいけれど、わんちゃんが凄くいい味を出している。可愛い❤️






先日、女優の山本陽子さんが、81歳で旅立たれた。70才の時、東京の自宅を断捨離して、熱海に居を移されたとか。海も山もあり、綺麗な自然もあって、本当に熱海に移って良かった、と徹子の部屋で語っていらっしゃった。人生亡くなる迄の10年間。どこで生活するか。この映画の主人公のような生活は理想のような気がしたわ。あくまでも、健康ならば、の話だけれど。