韓国ドラマ 「蒼のピアニスト」 | お気楽マーニャのブログ

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何年か前、チュ・ジフン見たさに、30分位、チラッとみた。当時忙しかったので、再放送があったら、観ましょう、思っていたら、その後何年も、再放送もネット配信もなし。何故??と不思議に思っていたら、ツイッターで、再放送してほしい韓国ドラマの投票があったので、「蒼のピアニスト」を投票。皆さんも同じ思いだったのねー。このドラマが一位に!🎖️
待ちに待った再放送、BSでもやっていたけど、ノーカット版のホームドラマチャンネルの方を視聴。








ここからは、激しくネタバレになるので、まだ観ていない方は、読まないで下さいね。最初は、面白くて、ドキドキ😵💓、これから、どうなるの??と毎日待ち遠しかったけど、最終回を観終わってみると、この脚本目茶苦茶じゃない?とがっかり。プロのピアニスト二人が、ピアノ🎹の練習もしないで、ピアノの制作に奔走したり、会社の経営に躍起になったり。やれやれ。
イナ(チ・チャンウク)の子供時代を演じた子役さんの顔が怖い((( ;゚Д゚)))!演技力もあるからだと思うけど、めっちゃ印象が悪くて、そのイメージのまま、大人になった、チ・チャンウクに交代。(写真、奥の男の子。大きくなったら、可愛くなってるのかも)

チ・チャンウク、今と微妙にお鼻が違うせいか、顔の印象が暗くて、常に睨み付けるような目が怖い!怖い!片思いのダミ(チン・セヨン)に何度もアタックする姿は、まるで、ストーカー。画面に現れる度にゾッとする。ダミ、逃げて~と叫びたくなっちゃったわ。
ツイッターに、(今はXだけど、陰気な感じで嫌い。これからもツイッターでいきます。)、チャンウク君をこのドラマで初めて見たなら、ファンにはならなかったと思う、と書いている方がいたけど、納得。それだけ、イナという、嫉妬深く、卑怯な手を使う役に成りきっていて、見事な演技力だわ~。今は、ハンサムさや、カッコよさを強調するような役が多いけど、役者チ・チャンウクの代表作のひとつになるドラマ。ただ、あの冷たく、残酷な目は、演技だけでは出て来ないわね。彼の中に、そういった部分があるから、出せたと思う。横浜のファンミーティングの時、お見送りで、間近にお顔を拝見したけど、営業スマイルが完璧な頭のいい方という印象だった。(特別ファンではないので、点数厳しくてスンマセン)。ドラマの最後は、改心して、彼も母親の犠牲になった、被害者として、哀れさが漂う。きれいに💧涙を流す、怯えた瞳で、人としての弱さもあるところが彼の魅力の一部なのね、きっと。

(この宣伝写真は、ウンジョンね。)
チン・セヨン、題名は忘れたけど、以前現代劇で、可愛くて、汚れてなくて、好きな女優だわー、と思っていた。お顔の可愛さに、目がいっちゃうけど、演技力も確かだったのね。今回再認識。時代劇の大物監督に気に入られて、今や時代劇の女王みたいなって、いくつもNHKでドラマ放送していたけど、そちらの彼女には全く魅力を感じないので、スルー。



本当は、このダミ役、人気グループT-ARAのウンジョンがキャスティングされて、記者会見も既に終わっていたらしい。でも、T-ARAの苛め騒動で、(私は知らなかったけど、メンバーの一人が他のメンバーから苛められていた、と告発したそうです。)、ウンジョンは降板になり、急遽ヒロインはチン・セヨンに。結果的によかったわね~。この清純で、真面目な役、すれた感じのウンジョンでは、駄目だったわ、きっと。
(この二枚もウンジョン。)


恋人ダミを見つめるジホ(チュ・ジフン)の目が、常に冷たくて、全然愛情が感じられない。チン・セヨンのこと好みではなかったのかも。いま、視聴中の、「智異山」では、相手役、チョン・ジヒョンを見つめる😍〰️💕目が優しい。彼、彼女みたいな、都会的で、洗練された、正統派美女が好きなのかも。チュ・ジフンは、役に成りきるというより、演技の技術が凄いわね。特に泣く場面。縦横無尽に泣ける。静かに泣いたり、嗚咽したり、泣き叫んだり。でも、あくまでも技術だから、こちらの心にあんまり響かない。この役に関してのことだけど。可哀想は、可哀想。マジ可哀想。ずっと応援していたけど、自分の母親ヨンラン(チェ・シラ)、の罪を軽減する為に、ダミの母親に頼みに行った場面はがっかり。故意にではないにしても、ヨンランは自分の旦那を殺したのに、嘘の証言をして、その罪をダミの父親に擦り付けた。故意にではないけどダミの兄もみ殺しにしようとした。いくら、失明した状態で、刑務所に入るのは可哀想でも、ダミの母親に罪の軽減の嘆願書を頼むなんて、人間として失格。あの場面から、応援はやめたわ。プンプン🙎‍♀️💢💢立ち姿は完璧に美しいけどねー。口笛ラブ貴公子の彼にピアノは良く似合う。


チェ・シラは、時代劇「海神」の時しか、観たことはない。悪女をやらせたら、天下一品。今回、セレブのマダムとして、衣装や、アクセサリーが凄い。それを見るだけでも楽しめる。日本版「花より男子」の中で、セレブのマダム役、加賀まりこが、イミテーションの真珠のネックレスをジャラジャラ付けていて、がっガリ。こういうところが、日本のドラマが韓国に遅れをとる一因なのよねー。初めて「冬のソナタ」をチラッとみた時、ストーリーはわからないし、ヨン様も好みではなかったけど、ヨン様の衣装の色が綺麗で、お洒落だなーと思った。後で、ユンソクホ監督の本を読むと、ほとんどか、イタリア製だったとか。ヒロイン、ユジン(チェ・ジュウ)が常に持っているバックは、エルメスだったし。

自分の本当の息子とは、知らず、散々ジホを苛め、嘘を重ねて人に罪をなすりつけてきたヨンラン。失明しても、道を間違えて崖から落ちて亡くなろうが、自業自得だわー。同情出来ない。(失明して、一人暮らしをする母親を、いくら本人の希望でも、自宅に連れて帰らない息子二人には呆れたけどね。普通の親子なら、抑えつけても連れて帰るわ~😵)
でも、一番の悪人は、ヨンランの継母。ヨンランは愛しあった男性と婚約していたのに、自分の欲の為に仲を引き裂き、彼女を好きな財閥の男性と結婚させる。ヨンランは、結婚前、婚約者との子供を出産するが、彼女の継母は、ヨンランには死産だったと嘘をつき、看護師にお金を渡して、知らないところへ、養子にやってしまう。大人になったその子がジホだとわかっても、最後まで、ヨンランの継母は、その真実をジホには話さず、「お母さんを恨まないでね!」といけしゃーしゃーと話す。金欠の時は、ジホからお小遣いを貰い喜び、元婚約者が今はお金持ちになったのを知ると、未亡人のヨンランと(旦那は自分で殺してますから。バレましたが時効になっていたので罪にはならず。)再婚させようと躍起になる。みんなの不幸は、この継母が原因なのに、最後にはいい人みたいな扱い。この脚本がめっちゃくちゃな訳は、これが一番。ベテラン女優、チャ・ファヨンが演じたから、最後はいい人にしてねー、とでも頼んだのかしらねー。
ところで、ジホのテーマ曲が、ピアニストのドラマ「春のワルツ」の曲に、良く似てると思うのは私だけ?