午後のお散歩と、瀬戸内寂聴さん。

瀬戸内寂聴さんが９９才でお亡くなりになったニュースを聞いてから、用事で外出。いいお天気なので、しばらくお散歩。

瀬戸内寂聴さんをお見かけしたのは、三度。一度目は講演会を聴きに行った。１０年位前にだったかしら、、、。お話しと質疑応答で、一時間半は越えていたと思うけれど、終わるまで一度も椅子にお掛けにならず、立ちっぱなし。机には手か、体を寄せていらっしゃったと思うけれど、その心意気に 感謝。もちろん会場は満席で、お話は、😆💣✨爆笑が何回も。最後の質疑応答で、会社社長さんらしき方が質問に立った。従業員が思うように働いてくれない。どうしたらいいか？

寂聴さんのお答え。まず、社長のあなたが一生懸命働きなさい。そうすれば、従業員も働きます。明快なお答えでした。二度目は、東京駅の新幹線のホーム。若いイケメン男性スタッフを従えて歩いていらっしゃって、小柄なお体からは、オーラが✨ピカピカ。 三度目は、東京駅近くの書店でのサイン会。大変女らしい、優しい字を書かれるのを確認。

いくつか小説やエッセイを読んだけど、覚えているのは、男女の仲のことは、フィフティーフィフティー。どちらかだけが悪い、ということはない。これは納得だわー。最近は、ネットで、瀬戸内さんと横尾忠則さんとの往復書簡を読んでいた。寂聴さんの体調が悪くて、秘書の方が代わりに書いていらっしゃったけれど、お元気になられて、また書いて下さると思っていたから、残念。でも、見事な一生でいらっしゃいましたね。ご冥福をお祈り致します。