石岡英子回顧展 | お気楽マーニャのブログ

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現在、東京都現代美術館で開催中の、石岡英子展。先日、『ぶらぶら美術館』でも紹介されて、観に行きたいけど、ちょっと遠いわー、と思っていたら、小規模ながら、銀座7丁目のギンザ・グラフィック・ギャラリー(GGG)    でも、回顧展を開催中でした。
石岡英子さんは、日本を代表するアートディレクター。彼女の作品で、一番有名なポスターといえば、なんと言っても、まだ10代だった前田美波里さんを起用した資生堂のポスターですよねー!そのセンセーショナルな美しさで、人気爆発💥💥💣。私は、子供だったけど、このポスター良く覚えてます。

前田美波里さんは、これで、当時大人気だった、加山雄三さんの映画、若大将シリーズの『南太平洋の若大将』で、スミちゃん(星由里子さん)の恋敵に抜擢され、モデルから女優の道へ。






渋谷パルコのポスターも石岡英子さんの作品。あの時代、PARCOは、流行の最先端でしたよねー。ほとんどのポスター覚えてます。ギンザ・グラフィック・ギャラリーの会場では、ありがたいことに写真撮影可能です。皆さん、パシャパシャ!
もちろん、私も。




PARCOのポスターで、イラストレーター、吉田カツさんを知り、彼の作品のファンになって、作品集を買いました。何十年ぶりに開いてみたけど、今でも新しい✨🆕✨。



PARCOのポスターの中で、わたしが一番好きなのはドミニク・サンダ。メチャクチャかっこいい!口笛口笛口笛


その後、石岡英子さんは、アメリカに渡り、ハリウッド映画の衣装デザインを担当。フランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』で、アカデミー衣装デザイン賞を受賞。







映画『白雪姫と鏡の女王』も石岡英子さんの衣装デザイン。









本物の天才ですねー。
その時代で一番芸術的才能のある人が、どの分野に行くかで、社会が変わって来る。今はアニメの世界だけれど、石岡さんの時代は、広告、宣伝の世界だったのねー。江戸時代は絵師かしら、、、。