石岡英子さんは、日本を代表するアートディレクター。彼女の作品で、一番有名なポスターといえば、なんと言っても、まだ10代だった前田美波里さんを起用した資生堂のポスターですよねー!そのセンセーショナルな美しさで、人気爆発💥💥💣。私は、子供だったけど、このポスター良く覚えてます。

前田美波里さんは、これで、当時大人気だった、加山雄三さんの映画、若大将シリーズの『南太平洋の若大将』で、スミちゃん(星由里子さん)の恋敵に抜擢され、モデルから女優の道へ。


渋谷パルコのポスターも石岡英子さんの作品。あの時代、PARCOは、流行の最先端でしたよねー。ほとんどのポスター覚えてます。ギンザ・グラフィック・ギャラリーの会場では、ありがたいことに写真撮影可能です。皆さん、パシャパシャ!
PARCOのポスターの中で、わたしが一番好きなのはドミニク・サンダ。メチャクチャかっこいい!






その後、石岡英子さんは、アメリカに渡り、ハリウッド映画の衣装デザインを担当。フランシス・フォード・コッポラ監督の『ドラキュラ』で、アカデミー衣装デザイン賞を受賞。

映画『白雪姫と鏡の女王』も石岡英子さんの衣装デザイン。

本物の天才ですねー。
その時代で一番芸術的才能のある人が、どの分野に行くかで、社会が変わって来る。今はアニメの世界だけれど、石岡さんの時代は、広告、宣伝の世界だったのねー。江戸時代は絵師かしら、、、。