追悼 大林信彦監督 | お気楽マーニャのブログ

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大林監督の『時をかける少女』。何度観たことか。あの、まったり、ゆったりした空気。好きだわーラブラブラブ。私は原田知世より、薬師丸ひろ子派だけれど、この映画の原田知世ちゃんは、透明感があって、初々しくて、奇跡的に可愛い❤️🎵‼️。



何年か前に、映画のロケ地を見たくて、尾道へ。尾道駅の観光案内所で、各々の映画のロケ地マップを貰えます。
ロケ地は、いろいろ離れた場所だったので、全て行くことは出来なかったけれど、坂道を登り降りして、雰囲気は味わえました。映画の雰囲気が好きだけれど、繰り返し観る要因の一つは、高柳良一君。まだ少年なのに、不思議な色気が。『ねらわれた学園』では、薬師丸ひろ子さんの相手役に。

この時も素敵だったけど、知世ちゃんとの方がしっくりくる感じ。残念ながら彼は俳優を、やめちゃって現在は、一般の方だそうです。大人の演技も見たかったわー。
映画『転校生』には、笑いましたねー!😆💣✨女子と男子が入れ替わる、映画やドラマ、今沢山あるけど、この映画が元祖では?
二人が入れ替わって、愕然とするあの場面、入れ替わり場面、歴代一位ですよねー!
大林信彦監督お気に入りの尾美としのりさん。少年時代から、確実な演技だったけれど、現在の大河ドラマ『麒麟が来る』でも、大活躍。監督のみる目は正しかったってことですね。チョキ
学園ものではないけれど、監督のホラー系映画『ハウス』

も、『異人たちとの夏』も面白かったですねー。『異人たちとの夏』は、何度観ても、あの親子の別れの場面にはホロリ。お父さん役の鶴太郎さんが、兎に角いい味。あの別れの場面は、浅草、今半のお座敷でロケしたもの。映画を観た後で、私も家族で今半へ。残念ながら、案内されたのは別のお座敷でしたが、帰る前に中居さんが、あのお座敷に案内してくれました。

TSUTAYAで、借りて来て、凄く感動した映画『ふたり』


本当にいい映画。映画の余韻が、まだ残っている間に、都内の大きな本屋さんで、本を選んでいらっしゃる大林監督に遭遇。まわりには誰も、いなかったので、「監督、『時をかける少女』、『ふたり』大好きです!」とお声をかけたかったけれど、勇気がなくそのままになってしまった。
それから、10年位たった頃、オンデマンドで、まだ観ていなかった映画『天国に一番近い島』を鑑賞。原作者、森村桂さんの本には、中学時代ドップリはまってしまって、ほとんど読んでいる。もちろんこの本も。映画の内容は、原作とは全然違うけれど、大林監督らしい、健康的で、爽やかな物語。景色がメチャクチャ綺麗。でも、それだけでは終わらない。反戦を乙羽信子さんに、しっかり語らせる。高柳良一君が出ているのも嬉しい🎵😍🎵。

知世ちゃんも、可愛い。(女性からはブーイングがあるかも、、、。)

兎に角、後味がいい映画。鑑賞した翌日、お買い物で、出掛けると、向こうから、大林監督が歩いていらっしゃった。ポーンポーンポーン
どちらかが、少し身をよじらなければ、ぶつかりそうな細い道。
今度は、躊躇することなく、お声をかけることが出来た。「大林監督、ちょうど昨日『天国に一番近い島』拝見しました。いい映画で感激しました!『時をかける少女』も大好きで何度も観ています。』と申し上げると、『あー、そう。良かったねー。ありがとう。』と仰って、ニッコリ笑って下さった。10年間の後悔がやっとなくなった。でも、『ふたり』のことをいい忘れたのは残念だったわー。ショボーンショボーンショボーン     ご冥福をお祈りします。