ドラマ『破獄』山田孝之&ビートたけし | お気楽マーニャのブログ

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昨日の朝、出掛ける前にお掃除しなくっちゃ😱と焦りながら、何気なくLALATVをつけると、このドラマが始まった。私はお初。あまりにも辛い内容で、何度か観るのを止めようとしたけど、最後まで惹き付けられて、📺テレビの前から動けなかったわ。山田孝之、最高の演技!メラメラメラメラメラメラこれが映画なら、日本アカデミー賞最優秀主演男優賞(助演?)間違いなしね!この演技に比べたら、ドラマ『ヤミ金融ウシジマ君』なんて、おちゃのこさいさいでしょ?!(あれはあれで面白いけどウインク)。彼を見張る看守役、ビートたけしも、秀逸。勤務を真面目に全うしながら、山田孝之扮する囚人に同情する、深い人間愛が滲みでていて、大河『いだてん』の演技とは雲泥の差。こちらも、日本アカデミー賞最優秀助演男優賞(主演?)、間違いなし。私の独断ですが、、。ウシシこのままドラマにしておくのは勿体ないわー。  映画に編集して、世界に配給できないかしら!?世界のキタノが主演ということで、注目されると思うけど。テレビ東京開局日記念の特別企画として、2017 年に放送されたもので、今回、LALATVで再放送されたらしいです。






『破獄』(はごく)は、吉村昭の長編小説。第36回読売文学賞(小説部門)受賞作品。 1985年と2017年にテレビドラマ化。   昭和の脱獄王と呼ばれた、実在の人物をモデルにしているそうです。


山田孝之の妻役の満島ひかりも、出番は少ないながら圧倒的な存在感。情感こもった演技に唸っちゃいます。山田孝之も満島ひかりも実力俳優として有名だけれど、何故このレベルの演技を披露すること出来たかと言うと、やっぱりビートたけしの無言のプレッシャーがあったからだと思うわー。名監督に対峙して、負けず嫌いの二人が、やってやろうじゃないの!と持てる能力を全て振り絞ったって感じかしら?
真面目に働いている若い看守は、戦争に駆り出され戦死するのに、殺人犯は戦争には行かず、毎日布団にくるまって寝て、ご飯を与えられる。この矛盾。反戦ドラマでもある。最後は救いのあるドラマです。ヘビーな作品だけれど、観ていない方は是非。