
会場は、日本画の展覧会とは思えない、斬新で、贅沢な空間に仕上がっていました。

お立ち台が設置されていて、その上から、大作を観賞。



お立ち台の真下には、映像で作品が映し出されています。湖に、月夜の風景が写っているような演出。幻想的。






会場の壁には青を基調とした作品が並んでいます。

日本画は、石を使って描くもの。福王寺さんの作品は、24金、プラチナ、水晶、孔雀石、アジュライト、ロードクサイトという半貴石を石臼で砕いた100%の天然宝石を絵の具の顔料として、それを膠水で麻紙に付着させて制作されているそうです。実際使われている絵の具も展示されています。

入り口には、海老蔵さんと福王寺さんの対談の映像が。海老蔵さんが感想を述べられた動画は、海老蔵さんのブログで視聴出来ます。福王寺さんのアトリエの様子や、制作をなさっている様子が拝見できたのは凄く貴重。日本画といえば、老舗のデパートの奥深くの画廊で、年配の顧客だけが観賞、といったイメージがありますが、沢山若い人が集まる表参道ヒルズで、無料で、お洒落な空間でゆったり楽しく観賞できるこのイベントは画期的。会場には小さいお子さんもいらっしゃって、ただただ、綺麗〰️😃!と素直に感動していました。本日まで。