大竹しのぶコンサート2015ドラマティーク | お気楽マーニャのブログ

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オンデマンドで視聴。最近歌を歌っていらっしゃるとは聞いていたけど、 コンサート?にしては音程ずれ過ぎですぅー。ショボーンショボーンショボーンご本人も自覚ありと見えて、最初に、私は女優であって歌手ではありません、とエクスキューズ。歌の足りない部分は、歌の内容に合わせた顔の表情や仕草で見せる。ちあきなおみさんの名曲、『夜へ急ぐ人』のど迫力にはびっくり!でも、神がかっているのは、やっぱりちあきなおみさんの方だけど。女優として、ちあきワールドに憧れるのは理解出来るわ。歌える歌ではなく、歌いたい歌を選んだ、という選曲がいい。『僕のお日さま』『空がまた暗くなる』『リバーサイドホテル』『かもめはかもめ』『ディードリームリバー』ユーミンの名曲『翳りゆく部屋』では、どっぷり入りこんで、涙が頬をつたう。『オーダーメイド』』『針と刺』は朗読劇のよう。歌というより、詞の世界をダイレクトに観客に伝えるのはさすが舞台女優さんねー。蜷川幸雄さんのドキュメンタリーの中で、大竹さんが、あるエピソードを語っていた。松尾スズキさんの脚本のセリフを言いたくない、と蜷川さんに、相談したところ、「君は松尾スズキの世界を表現する、たかが役者だろ?!」と言われたと。長い間、役としてだけ表現してきたフラストレーションがたまっていて、もう自分自身を直接表現したい!ッという彼女の欲求が歌に向かわせたのではないかと思った。途中、彼女がファンだという山崎まさよしさんがゲストで登場。彼に触りまくる大竹さん。




これって、合コンで目当ての男性を落とす時、女子が使う手よねー。キラキラゲッソリタジタジのまさよしさん。コンサートというより、何かのシンポジウムに来たような感じがすると感想をもらす山崎さん。お客さんがどうも私に戸惑っているようなんですぅ、、。あせるあせるあせると大竹さん。なんとなく、お客さんの拍手が微妙だもの。目のやり場に困るけど、今日のドレス姿素敵ですよ、と山崎さん。












お二人のデュッエットで、『黄昏のビギン』はいいムードで良かったわ音譜音譜音譜恋の矢大竹さんが衣装替えの間、山崎さんが、自作『セロリ』を熱唱。このワンピースかわいい!

山崎まさよしがステージを後にし、大竹さんがしみじみとご自分のお母様について語られる。そして歌った『ヨイトマケの唄』がこのコンサートで一番良かった。











さすがの表現力!歌手ではこの迫力出ないかも。美輪さんをのぞいて。拍手も一番大きかったわ。私は特に大竹さんのファンではないので、音程が不安定な歌を長時間聴くのは忍耐力がいったけど、彼女のファンにとっては、彼女自身の生のパフォーマンスを観れて満足でしょうね。私の親戚の70歳を過ぎた女性二人が、彼女の大ファンで、ずっと舞台を観に行っている。大竹しのぶはやっぱり凄い!と言ってます。彼女のデビューの朝ドラ『水色の時』映画『青春の門』から、現在まで、彼女のドラマは沢山観ているけど、私のベストワンは、やっぱり、男女7人シリーズだわ。魅力的だったわよねー。さんまさんのお陰もあるかも。十代なかばから、還暦目前の現在まで、ずっと、女優のトップ集団にいるなんて、凄いことだと思う。こんなにバイタリティーがあり、自己プロデュースが出来る天性の女優は二度と出て来ないかもしれない。業が深く、人より三倍は濃い血が流れていそう。今度の結婚詐欺師の映画は絶対観たいわ〰〰!。