
笑顔が人なつっこい。

徳島県のご出身。高校生の時、経済紙を読んでいたら、ある企業の婿養子が東大出身と書いてあったので、自分も東大に入って、婿養子の玉の輿を狙おうと決心。そして東大に入学。その頃、インターネットが登場し、世界の美術館の作品をネットで観ることが出来ることに興奮し、婿養子はやめてデジタルアートに方向転換する。

大学生の時って、遊び人ぽいのねー。

卒業後、友人たちと会社を設立するが、営業力がないために、仕事が来ない日々。しかし、台湾での個展から注目され、今や世界的に活躍。ルックスは、時代劇の俳優さんにもなれそう!


昨年の日本での個展は子供たちに大人気。会場で自分が描いた絵をスキャンしてすぐ画面に登場させることが出来るので大興奮。作品を鑑賞するだけでなく、子供たちにクリエイティブになって参加してほしい。自分の作品だけでなく、皆で仲良く作り上げることを体験してほしい、と猪子氏。画期的な発想よねー








よって、昨年の展覧会入場者数は47万人。これは、モネ展、ルーブル美術館展に次ぐ、年間第三位!だったそうです。伊藤若冲展の為に、彼の作品をモチーフとした作品も。若冲には、アニメ、ドラゴンボール、ワンピースと続く、文化の連続を感じるとか。

東京都美術館のロビーに設置されていて、凄く可愛かった❗全体を観たかったけど、すごい人の行列に隠れて、部分部分しか観られなかったのよねー。会場から出て来た時はすでに電気が切られていて残念だった。是非、いつか、別の展覧会でも設置して頂きたいわ〰〰!
11日の、「プロフェッショナル、仕事の流儀」には、シンガポールでの展覧会が紹介されるとか。


お部屋には、いつもアイディアがわくように、電球を置いているそうです。アイディアを思い付くマークを見ると、本当に人間はアイディアがわくそうです。

趣味は阿波おどり。決まってますねー。


独身で、一年中世界を移動していて忙しいので、結婚は今考えていないとのこと。ちゃんと予定をたてるデートは苦手だそうです。朝はなかなか起きられなくて、遅刻の常習犯とか。兎に角、お話の内容が濃くて面白い。繊細で、刀のようにシャープでもあり、という印象でした。

猪子さんの魅力は、人がどう思うか考えないで、思ったことをズバッと言うところだそうです。

今年の夏は、京都の下鴨神社や、

佐賀県で、猪子さんの作品を体験出来るそうです。🎵
