男ーアラーキーの裸の顔 | お気楽マーニャのブログ

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面白いものを観たわー~!荒木経惟さんが、月刊誌『ダ・ヴィンチ』の企画で、1997年から2014年までの17年間に、各界で活躍している200人以上の男性を撮影。会場には、207点が展示されている。最初と最後を飾るのは
北野たけしさん。たけしファンの私としては嬉しい!どちらの写真もカッコいい!アラーキー氏、男はモノクロ、とおっしゃるけど、モノクロ写真怖いわー~!すべてがさらけ出されている。若くて、お肌ピチピチで、イケメン、なんて大して役に立たない。1、2秒で飽きてしまう。アラーキー氏いわく、男の基本は色気。過去を背負って未来が見える顔でなければ、とおっしゃるが、その人の全てが、写真から伝わってきて、う~んと唸ってしまう。たけしさんの二枚は別格。これを除外して、私的男前第一位は田中みん(漢字はさんずいに民。)さん。男気を感じるスッゴいハンサム。いまの、朝ドラ、まれ、では、その魅力を生かしきれていないけど、大河、龍馬伝の時は、しびれたわー~!。男前第二位は、麿赤兒さん。凄い面魂。お二人とも、世界的な舞踏家。裸一つで勝負する男の強さと潔さ。哲学的な瞳と色っぽさ。惚れ惚れ。男前第三位は、操上和美さん。写真家が写真家の魅力を引き出す。都会的で知的なお顔。味のあるお顔第一位はもちろん、大滝秀治さん。癒されるー~!。美しいお顔第一位は、高良健吾さん。そこそこ整ったお顔では意味がない。このレベルでなければ。第二位は、小林十市さん。多分
心の美しさが出ているのね。今人気のお二人、西島秀俊さんと、堺雅人さん。さすが!掴み所がなく、浮遊している感じ。俳優としてだけでなく、お二人とも人間として魅力があるのね。久世光彦さんは、雑誌の掲載前にお亡くなりになったため、この写真がそのまま遺影に使われたとのこと。生前、ご本人がこの写真を遺影にしたいとおっしゃっていたそうです。会場には、たけしさんを撮影している時のアラーキーの映像が流れる。最初はカメラを睨み付けても、どこか不安げで、緊張したたけしさんの目が
撮影が進むにつれて不敵な光が宿り、最後にはアウトレイジビヨンドの顔に。荒木さんのコメントが興味深い。表参道ヒルズ。5月6日まで