映画、サバイビング・ピカソ | お気楽マーニャのブログ

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画家、ピカソの生涯を描いた映画。余り期待していなかったけど、観て良かった。良く出来た映画だわ~。流石、アンソニー・ホプキンスは名優ね!ピカソの頭脳明晰さ、愛嬌、残酷さを可能なかぎり表現している。ピカソのドキュメンタリーをかなり研究したのね。動きが似ている。短パン一枚で、ガラス板にドローイングする場面や、動きまわってオブジェを作る場面は、本物のピカソ?と思ってしまった。体型までそっくりなのは、体重を増やしたのかしら?複数の女性との関係も脚本がしっかりしているので、わかりやすい。第3の愛人、フランソワーズ・ジロー役のナターシャ・マケルホーンも、アンソニーに負けない位上手かった。彼の子供を二人産んだフランソワーズにピカソは全くお金をあげなかったエピソードは、多分本当なのね。彼のケチぶりを表すエピソードが、他にも出てくる。ピカソがケチだなんて、知らなかったわ~。第2の愛人、ドラマール役の女性どこかで見たはず、と思ったら、ハンニバルのジュリアン・ムーアでした。嫉妬に狂う顔、怖いよ~。(;´д`)。ピカソが本気で愛したものは、 絵を描く事だけ。女性と付き合う時は、とことん優しくする。お金を使わず、女性をコントロールするにはそれが一番とわかっているから。そして、彼女を大事にしているところを第 三者にも隠さないので、女性は虚栄心を満足させられる。あのピカソが愛しているのは私よ!ところが、その女性に飽きてくると、新しい女性の存在を明らかにして、自然に元の愛人が自分と距離を置くことを強要する。冷酷な性格でなければ出来ない方法よねー。ピカソの絵のファンの人必見。いや、絵を好きな人も必見。女性は、自分の魂を全て、男性や子供に捧げてはダメ。魂の3割は自分の為だけに確保しておけば、何があっても復活することが出来るわ。