ミケランジェロ展国立西洋美術館。システィーナ礼拝堂は見事だったけど、描かれる人間が、力強過ぎて、私の好みの画家ではなかった。ところが、レダの顔の素描には、ノックアウトされてしまった。優美で 確かな 存在感。 まさしく巨匠の神業。威厳ある作品。繊細な睫毛の描写。胸がドキドキ。閉館までの10分間、誰にも邪魔されず、(正確には誰にも譲らず)、じっと眺められて幸せでした!夜のライトアップが、きれいな美術館。