コソダテ

おととい長野に帰ってきました。

去年卒業した先輩が、松本に嫁いでいたので

今日は先輩に会いに、松本まで行ってきました

久しぶりに散歩した松本駅周辺は

城下町の情緒をいっぱいに残しつつ

PARCOなんかもあったりして（長野駅のほうには無いんです）

歩けば気持ちいいは、買い物するにも面白いは

駅からも歩いていける距離にある松本城は梅が満開

東京はすでに桜が見ごろを迎えていたので

この時期に梅の花を見れるなんて…

やっぱり寒いんですよぉ～長野。今日なんか雪降ってたもんな～

PARCOがあるとは言っても殺風景なことに変わりはないので

吹き抜ける風がモロに直撃してきて、さ、寒い

でもなんだかんだ言って

お城だったり神社だったり、だだっ広い所にどんとそびえ立ってる様子を見ると

安心します。

卒業してすぐ結婚した先輩は、松本でしっかりママさんしていました。

3時間に1回は授乳して

生後1ヶ月で7キロにもなる息子くんを抱っこして

…仕事も辞めて

子育てって大変だな。

そうやって手間かけて守られて

子供は育っていくんですねー:*:・(￣∀￣)・:*:

北海道出身の友達が

山ばっかりの長野を訪れてカルチャーショックを受けてましたが

ボクらなんかは逆に山や木々に囲まれてたほうが安心します。

ちっちゃい頃

ウチの近所の神社にある、樹齢何年か分かんないくらい幹の太い木に

友達とケンカしたあと抱きついて泣いてたっけ　A=´、｀=)ゞ

そうやって存在感だして見守られて

ボクは育ってきたんですねー（￣▽￣）=３

4月から社会人になるのに

いま一つ緊張感が持てない自分に

喝を入れつつ、力抜きつつ…

リンゴ

友達に薦められて「奇跡のリンゴ」を読んでみました。

ＮＨＫの「プロフェッショナル　仕事の流儀」で紹介された、青森のリンゴ農家・木村秋則さんの伝記です

自然の力はすごいっ

無農薬・無肥料の土地でもリンゴ自身が持つ生命力で育っちゃうんですね。

もちろん、ちゃんとリンゴが実るまでには木村さんの身を削る努力があるわけですが

「自然」の中に生ける人為的なものはやがて限界を迎えるものだ

っていうのが著者のメッセージだと思います。

そもそも「農業」自体が人為的なものなわけで、

その人間の生業をジャマする害虫なんかを、駆除する形で「人為」の極みに達してるわけですねー

自然は、ボクら人間が思いもよらないくらい複雑に絡み合って

ボクらが感嘆しちゃうくらいうまいサイクルを創り上げてるんですね。

木村さんのリンゴも

堆肥を与えるのではなく、土を山の中にあるような微生物たっぷりのものにして雑草もそのまま繁らせて育てると

ギリギリの栄養分を自分で上手く使おうとするんだって。

農薬という文明の利器を使わずに、「自然」を追求することは

歴史への逆行なんじゃないかって思ってたけど、

自然とうまく付き合おうとすることは逆に先進的なことなんじゃないか・・・って思い直してみる

今は時季じゃないけど、実家のリンゴ、食べたくなったなぁ

ところで

木村さんが最終的に奇跡を起こすきっかけになった閃きに

「今までリンゴの木の見える部分しか見てなかった。本当に大切なのは見えない根っこの部分にあった」

みたいな一節がありましたが、

今まで表面しか見てこなかった我が家のトイレ。

引越し準備してて、本当に落ちにくいものは見てない部分にあったことを実感します。

・・・はー・・・万物に通じるなぁ・・・

ハツジョブ

去年の年末に仲良くなった、居酒屋の店長に頼まれて

今日はその居酒屋のメニューに使うイラストを描きに行ってきました

ギョ－ザだったり

アスパラバターだったり

銀杏・・・だったり

店長にリクエストされた品を描いていったのですが、次第に

「豚」とか「牛」とか

メニューというより素材・・・を求められるようになってきました(ﾟｰﾟ;　

ただ「豚」とか「牛」とかを描いたんじゃつまんない

もはやここはギャグ含みのイラストで勝負しよう

・・・と何に挑んでいるのか、フツフツとわく闘争心片手に不思議と筆が進みます

座り込んだ「牛」が自分の乳を飲もうとしている『自乳自足』

紅の豚をモチーフにした、ギャング「豚」が銃口から吹き出る炎でブリュレに焦げ目つけている『ブーーリュレ』

なんだか言葉で説明しようとするとつまんないなぁ・・・

店長のウケから察するに、近々ボクの作品がその居酒屋に登場するようなので

もし近くに来る機会があったら、ぜひお立ち寄りくださいマセマセ

創作料理　たいぞう

http://www.taizoh.com/pc/index.html

描きあがったら、バイト代の替わりに何品かごちそうになっちゃいました

ついでに

本日をもって無事に卒業することができました