川内峠野焼き | 猫にこばん キャンピングカーでごはん

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キャンピングカーでのおでかけ(地元を中心に)を
紹介していければいいなあ。と思っています。

 

こんばんは、mpp(まーパパ)です。

 

3月8日(土) 
 

平戸島周辺の島々や九十九島、壱岐、対馬、上五島など360度の展望が得られる長崎県平戸市の景勝地「川内峠」で、野焼きが行われました。

 

 

 

1月26日(日)に予定されていた野焼は、強風のため延期となり、その後も週末の悪天候続きで5回も延期になりました。
 
火入れの時間である9時を目標に現地に向かったところ、後数百メートルで到着というところで「P満車」の看板。係の方の案内で、車で2~3分程度の臨時駐車場へ向かいます。

 

臨時駐車場から現地までの無料のシャトルバス(ハイエース)に乗り込むと、運転手さんからの説明で、既に火入れは行ったが、現地の展望所で野焼が見れる時間帯は10時~10時30分頃になりますとのこと。

 

 

 

9時10分前に現地駐車場に到着。消防車や作業をされる地元の方々の車が止まっています。

 

 

 

川内峠の方を見ると、確かに薄黒い煙が上がっています。

 

 

 

ヘルメットを被った作業員の方々に続いて、峠に向かう階段を登ります。

 

 

 

5分ほどで展望所へ到着。30名程度の方が見学されていました。三脚に望遠レンズを構えた写真愛好家もたくさんいらっしゃいました。

 

 

 

一つ先の山の奥から煙が上がっています。

頂上付近には10数名の作業員の方々の姿が見えます。

 

 

 

9時40分頃、火が燃え広がっているのでしょうか、煙の色が白っぽくなり、黒っぽい灰が頭上からひらひらと落ちてきました。

 

 

 

10時7分頃、再び薄黒い煙が出だすと、微かに燃え上がる火の姿が見えると、観客から「オー」と驚きの喚声があがります。

 

常連らしき方の話を聞くと、例年より火のまわりが遅いそうです。理由は、①風があまり吹いてない。②山林火災にならないよう例年以上に慎重になっている。③高齢化等で地区住民の参加者が減って人手不足。等が考えられるとのこと。

 

 

 

近景で見ると作業員のすぐ近くで燃えているようで驚きです。

 

 

 

風も無風に近く、真っ直ぐに煙が昇っています。

 

 

 

10時15分頃、展望所から見渡せる斜面側に火がつけられました。

 

 

 

山林との間隔をとるように草刈された側から順次下に向かって火がつけられていきます。

 

 

 

10時17分頃、火をつけた直後は薄黒い煙が出ます。

 

 

 

10時19分頃、山林側はかなり下まで火がつけられ、更に登山道でも順次上から下方向へ火がつけられていきます。

 

 

 

火の近くに人影が見えますが大丈夫なのでしょうね。

山林側から遠ざかるように火が燃え広がって行きます。

 

 

 

10時22分頃、燃え広がる火のスピードは速いです。

 

 

 

10時23分頃、1分ほどしかたっていないのに、枯草に向かって火が広がるのはあっという間です。

 

 

 

10時26分頃、一気に黒焦げの斜面に変わりました。

 

 

 

10時28分頃、上から下へと火は駆け下りてきます。

展望所にも係の方はいらっしゃるし、見物客も慌てる様子はないので、この場所まで燃え広がることはないのでしょう。

 

 

 

10時33分頃、枯草の斜面が20分も経たないうちに真っ黒焦げ。

 

 

 

10時36分頃、熱くないのか、黒焦げの斜面を人が降りてきています。この後、係の方が、5分後にはこのエリアに火をつけるので下山くださいとの連絡があり、一目散に下山しました。

 

私は駐車場に戻りシャトルバスで臨時駐車場に戻りましたが、多くの見物客は駐車場あたりでこの後の野焼を見学されるようでした。

 

 

野焼きは約30ヘクタールの草原の環境保全が目的で毎年行われています。初めて見た春の風物詩、来年はまーママと一緒に来たいと思います。