こんばんは、mmm(まーママ)です。
10月30日(月)
愛媛県、午後の観光。
こちらで、休憩。
道の駅 内子フレッシュパークからり
愛媛県喜多郡内子町内子2452
きのこに、かかし。
パン工房、
紅葉
ジェラートやさん。食べたいな

直売所には、柿がずら~り。
こちらの道の駅から、車で約3分のところにあるのが、
内子町八日市護国伝統的建造物群保存地区(まちなみ保存地区)です。
内子町護国駐車場に車を停めて散策します。1回300円。
八日市・護国地区は、江戸時代後半から明治時代にかけて木蠟生産の中心地として栄えた、漆喰塗籠の重厚な建物が多く残る町並みです。
上芳我家住宅(かみはがけじゅうたく)
愛媛県喜多郡内子町内子2696
内子町伝統文化施設セット券を購入。900円
「資料館上芳我邸」「商いと暮らし博物館」「内子座」の3ヶ所入れて、200円お得です。
上芳我家は、江戸時代から大正時代に木蝋生産で栄えた商家です。
ものすごく広い、立派なおうち。

炊事場
屋根の木組みがすごい!
明治27年当時の棟札。
建築年や建築主、大工さんの名前などが書かれています。
1階から伸びる~
大黒柱。約40㎝角、長さ約6.5mの1本の松材。
ちょっとだけ秋。
ハゼノキ
木蝋資料展示棟
ハゼの実
木ろうの原料です。
生蝋(きろう)
ハゼの実から搾り取った油脂で、夾雑物を含み、ハゼの実の種類により、ろうの色は緑泥色や黄色など様々。主にろうそくの原料に使われています。
白蝋(はくろう)
生蝋から夾雑物を取り除き、白く精製したもの。蝋燭、クレヨン、化粧品、鬢付けなどの材料に利用されました。
木蝋生産の工程
ハゼの実収穫

粉拵え(こごしらえ)
ハゼの実を粉にする。
蒸し
粉にしたハゼの実は、蝋分を抽出するために、大釜で蒸す。
蝋搾り(ろうしぼり)
茶褐色の蝋が搾りだされる。
蝋花(ろうばな)つくり
固まった蝋を釜で融かして、灰汁を加えて夾雑物を沈殿させた後、冷水を張った桶に注ぎ、混ぜることで、白くはじけた結晶状に固める。この結晶は花の形に似ているため蝋花(ろうばな)と呼ばれる。
蝋晒し(ろうさらし)
蠟花をさらに白くするため、日光に晒します。
出荷
本芳我家が当時の政府官僚を接待している様子を再現。
海外で開かれた万国博覧会に出品された白蝋
1900年パリ万国博覧会の表彰状
明治中期に最盛期を迎えた製蠟業でしたが、大正期以降は、安価なパラフィン蠟や電気の普及により需要が激減し、内子では大正13年を最後にすべての製蝋業者が廃業したそうです。

内子まち歩き 後編につづく。