こんばんは、mmm(まーママ)です。
10月23日(土)
最後の記念館見学です。
■金子みすゞ記念館
山口県長門市仙崎1308
金子みすゞ(1903年~1930年)
大正後期に彗星のようにあらわれた詩人。「若き童謡詩人の中の巨星」と称賛されますが、二十六歳の若さでこの世を去り、「幻の童謡詩人」と語り継がれるようになりました。
没後約50年を経て、手書きの三冊の童謡集が見つかり、1984年「金子みすゞ全集」が出版されました。
みすゞの部屋(復元)
記念館の中は、NGです。
直筆原稿の展示が圧巻で、見ごたえありますよ。
「私と小鳥と鈴と」 金子みすゞ
私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが
飛べる小鳥は私のやうに、
地面を速くは走れない。
私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに
たくさんな唄は知らないよ。
鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。
ムスメたちのお土産に、童謡集と絵本を買いました。
「こだまでしょうか」 金子みすゞ
「あすぼう」っていうと
「あすぼう」っていう。
「ばか」っていうと、
「ばか」っていう。
「もうあすばない」っていうと
「あすばない」っていう。
そうして、あとで、
さみしくなって、
「ごめんね」っていうと、
「ごめんね」っていう。
こだまでしょうか。
いいえ、だれでも。
心が洗われる詩に出会えました。
10月23日(土) 山口県でウォーキング。
秋吉台→秋芳洞→長門湯本温泉街→村田清風記念館→くじら資料館→金子みすゞ記念館をまわって、 17,300歩。
最後に、立ち寄り湯です。