猫にこばん キャンピングカーでごはん

猫にこばん キャンピングカーでごはん

キャンピングカーで食べるおいしいごはんと
キャンピングカーでのおでかけ(地元を中心に)を
紹介していければいいなあ。と思っています。

 

こんばんは、mmm(まーママ)です。

 

9月16日(月)
再び、磨崖仏を求めて、
住宅街の奥に入って行きます。
 

 
数少ない石窟形式の磨崖仏です。凝灰岩を彫り込んだ石窟は、高さ1.8m、幅4.4m、奥行き1.5mの規模で、この中には五像が掘り出されています。
 
 
高瀬石仏
大分県大分市高瀬910-1
 
 
 
高瀬石仏は平安時代後期12世紀後半の制作と推定され、大分県下の磨崖仏を代表する作品として貴重なものです。
 
 
深沙大将立像
頭髪は赤く彩色された炎髪を逆立て、額に髑髏(どくろ)、胸にも髑髏の瓔珞(ヨウラク)をつけ、腹にも童女の顔を描き、左手には身体に巻き付けた握り締め足にも蛇を巻き巻き付かせている非常に少なく珍しい仏様で、仏法の守護祈願の仏様ともいわれ鬼神とも呼ばれています。鬼神遠く印度に赴く三蔵法師守護した強い仏で山野を守る仏様とも言われています。
 
 

大威徳明王座像
この仏様は威厳があり徳の高い仏様です。六つの顔、六本の手、六本の足をつけ、牛に跨がる勇ましい姿をしており、怨敵の降伏と衆生を害する怨敵一切の賊を残らず滅ぼしてしまうということで、俗信では戦時中は「戦勝祈願」の仏様として信仰が厚かったそうです。
 
 

胎蔵界大日如来座像
胎蔵はすべての物を包み蔵すという意で、母親が胎児を蔵して育てる優しい仏様です。諸悪煩悩は色々な悪や人々の心や身体の苦しみを取り除く仏様で真言宗の御本尊大日如来には知的な面を示す胎蔵界と理的面を示す金剛界があり大分県には金剛界は多いが胎蔵界は大変珍しい仏様です。
 
 
如意輪観音座像
「如意」とはこれを持てば意の如く財宝と福徳をもたらすと言い、如意宝珠とは玉のことで輪は法輪で仏教の教えのことで知恵を満たすと言い、この如意棒を持っておれば一切の苦しみを救い、災禍を除き、皆んなの願い事を叶えてくれる仏様です。
 
 
馬頭観音座像
六観音の一つ頭上に馬の頭をいただき馬が無心に草を食み水を飲む様に一切の障害を取り除く仏様です。俗信では農業等で働く馬等の安全を祈る家畜の仏様とも言われています。
 
 
 
なお石窟手前の崖面には小さな龕があり、そこには一本の蓮から三つに枝分かれした蓮華の上に阿弥陀三尊佛の安座する姿が掘り出されています。
 
こうした一根三茎仏は7世紀後半の白鳳時代に盛んな造仏形式でしたが、この地方では平安時代後期まで作られていたことがわかります。
 
 
車  車  車  車  車  車
 
 
更に磨崖仏をもとめて、こちらへ。
 
口戸磨崖仏
大分県大分市口戸
 
 
駐車場ないので、まーパパからひとりで行っておいでって言われたけど・・・あー、これ以上はむりー。

 

次回は、鎌と軍手を持って来なくちゃね。ニヤリ