好き嫌いをしてはいけないという
躾(しつけ)をされてきた世代なので、
何でも美味しく食べられる自分や、
残さない自分が人として優れてると
勘違いしてた時期がある。
だから真さんの椎茸(しいたけ)嫌いを、
見事に克服させてしまったの
本人が喜んでいるから、
それはそれでいいけど（笑）
嫌いで食べられないものがあっても、
何も問題なかったの。
青汁しか飲まない人とか、
不食の人とかが実際に元気に生存しているんだから。
食べたくないものは食べなくてもいいんだよね。
食べ物だけではなくて、
人を嫌ってもいけないと思ってたの。
誰とでも仲良くしなければいけないと思っていたから、
すごいストレスを抱えてて、
しかもそれを認めてしまうと、
誰かを嫌ってることになるから、
平気な振りをしていなければならなかった。
誰とでも仲良くするには、
嫌われないように気をつけなきゃならないから、
それはそれで大変なの。
子供の頃でも、
大人になってからでも、
人気がある時期を体験したことのある人は、
同じくらい人から嫌われる体験をしてる。
それは、好きと嫌いは
コインの表と裏のように張り付いてる、
ふたつでひとつの同じものだから。
バラバラに感じてしまうけど。
好きが大きくなると、
裏側に張り付いてる
嫌いも同じ大きさになるから。
自分のことを好きになってくれるファンが増えると
同じ人数の自分を嫌いな人が増える。
人気がある人を羨ましいなと思って、
自分もそんな経験をしてみたいなと思うとするでしょ。
好かれたいけど嫌われたくないなんて、
それは無理なんです。
嫌われないようにすればするほど、
人に好かれることはないの。
嫌われないように気をつけている人程、
本人が知らないところで嫌われてる。
人気のある人は、
自分が嫌われてることも知っていて、
それを認めてる。
恋人とか、
友人とか、
離れて行ってしまったとしたら、
嫌われた事実を認めないと、
どんどん人が離れて行ってしまう。
人を嫌ったり、
人から嫌われることが
悪いことではないから。
(((o(*ﾟ▽ﾟ*)o))) (=´∀｀)人(´∀｀=) (((o(*ﾟ▽ﾟ*)o)))
我が家にはテレビがないけど、
探偵ナイトスクープという番組が好きで、
夫婦でYouTubeで過去の放映されたものを視聴するの。
視聴者から寄せられた相談を探偵さんが解決する番組。
先日二人で観た相談の内容が、
婚約者の薄毛が気になるので、
髪型を変えさせたいという女性からの依頼だったの。
薄毛の婚約者には、
依頼内容を変えて取材をして、
本人の悩みを聞き出したの。
依頼した女性とその母親は、
てっきり婚約者の男性が薄毛を悩んでると思ったら、
男性の悩みは全部、
髪の毛以外のことでした。
それで本人に本当の依頼内容を伝えたら、
その男性は
「現実を見たくなかった」
って言ったの。
本当はいちばん気にしてることなのに、
認めたくなかった。
それを
「認めます」
って婚約者の女性に言ったの。
薄毛ではないつもりでいるからこそ、
不自然な長髪をしていたのを、
美容師さんや婚約者の女性が勧める
短いスタイルにしたんです。
そしたら、
とても似合っていて、
薄毛も目立たなくなって、
職場でも好評だったそうなの。
気にしてることは、
隠しても伝わるから、
自分から告白してしまった方が、
周りも楽になる。
以前に、
真さんの薄毛は、
探偵さんには依頼せずに、
認めさせました（笑）
現実に起きていることは事実だから、
それを認めることで、
対処できる。
認めないことには、
現実からずっと目を背けて逃げることになる。
現実に起きている事実を認めるってことを
薄毛の話がわかりやすいと思ってしてみました（笑）
人が自分から離れていくのは、
性格が悪いとか、
自分に悪いところがあるからではなくて、
ただ嫌われただけ。
その事実を認めれば、
好きだという人が現れる。
たくさん嫌われても、
それだけ人気が上がるから。
嫌われてる人の側にわざわざいることはないよ。
好きだと言ってくれる人は必ずいるから。
好きだと言ってくれる人の側にいた方が
気持ちいいでしょ。
自分を活かせる場所は
必ずあるから
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