元は舞台劇で日本初演の舞台も観ました。
主役はサリエリ役の松本幸四郎とモーツァルト役は江守徹でした。
松本幸四郎の老人から若いサリエリに一瞬で変わる演技の鮮やかな印象が残っています。
映画版もアカデミー賞を受賞する名作で舞台とは違う豪華な映像美でした。
その後もテレビで何度か観ましたが、今回は自分の意識の変化か、今まで以上に楽しめました。
今回は舞台のオリジナル台本(ピーター・シェイファー、江守徹 訳)も読んでみました。
基本はモーツァルトの才能に嫉妬した男サリエリの物語ですが、単に相手に対するものではなく、神=自分 との戦いだとと思いました。
見えないものを感じ取ってしまい、どうすることも出来ず嫉妬し、気づきがあり許しに至る過程が自分には感じられとても楽しめ深い作品でした。
サリエリ役のF・マーリー・エイブラハムが素晴らしかったです。
モーツァルト役のトム・ハルスもこれまでのモーツァルトのイメージを払拭する大胆なキャラクターでした。
また、くりかえし見たい映画です。
舞台も再演の時は必見ですね。
- アマデウス ディレクターズカット [Blu-ray]/ワーナー・ホーム・ビデオ
- ¥4,980
- Amazon.co.jp