今日は少し前にX(Twitter)で話題だった#教師のバトンについて触れようと思います

たまには教師っぽい投稿をしなきゃね!


    

​教師のバトンとは
現場で日々奮闘する現職の教師、また、教職を目指す学生や社会人の皆さんで、学校での働き方改革や新しい教育実践の事例、学校にまつわる日常のエピソードなどをTwitter等でシェアをする取り組み
(文部科学省#教師のバトンプロジェクトより)


文部科学省がこのハッシュタグを作ったみたいですね!文部科学省はこのプロジェクトで前向きな投稿が多くされると想定していました

だけどこの#教師のバトン、とても炎上してしまいました…


現職の教師を中心に、過酷な労働環境、勤務状況を訴える投稿が相次いだのです


私もたまに#教師のバトンで検索をして見ていて、「わかるわかる!!」とネガティブな投稿に頷くことが何度もありました( ; _ ; )


私は母子家庭で、小さい頃から母に「安定している公務員になりなさい」と言われて育ち、念願の教師という職に就けたのですが、学校の先生がこんなにも大変な思いをしていたなんて想像もしていませんでした!

幼い頃からしたら先生は楽しく授業して職員室に戻ったらコーヒーを飲んで…なんて良いところしか見えてなく、実際はコーヒーを飲む時間どころか休み時間もありません


私は大学を卒業してすぐ教師になったので、民間の企業がどんなものかは全く知りません

教師は世間知らずと言われる理由でしょうか…

なのでこのハッシュタグを知るまでは、この労働環境が普通だと思っていました


朝は定時関係なく子どもたちが登校する前に出勤し、教室環境を整えるところから始まります

まず定時にもなっていないのに学校の玄関が開くの、おかしいですよね

授業は教材研究(教材や教科書を使ってどう教えるかや準備)をしておかなければいけないので、それは放課後や定時後、土日に行います

休み時間はありません

かろうじてトイレには行けますが、我慢をしすぎて膀胱炎になる先生を何度も見てきました

子どもたちを帰した後は保護者への電話連絡や対応に追われ、これ意味ある?と思うような会議ばかりがあり、19時過ぎまで残る先生たちもたくさん

若手はもちろん空気を読んで帰らない人が多く残ります

残業代はないので月のお給料は変わりません

定額働かせ放題なので、上からしたらコスパはいいですよね


中学高校の教師は、部活動の指導で土日祝日も平気で出勤します


このような現場の声が多くあがり、いろんな意味で#教師のバトンは注目されました…

教師が足りないから最近では免許状がなくても臨時で先生として働きませんかという募集も増えてきていますね

そうじゃなくてこの労働環境・勤務状況を改善した上で、残業代(欲を言えば基本給)を高くして教師を増やしていったらいいんじゃないの〜って思います

まあ、お金関係はどうしても難しいんでしょうね


ネガティブな内容になりましたが、教師のおかれてる状況をたくさんの人に知っていただけたらと思います!教師に限らず、お仕事それぞれ大変な部分ってありますよね


せめて仕事量に見合ったお給料はもらいたいものですね!!