堀ちえみさん | Just to kill time

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退屈しのぎに・・・。

 

おはようございます晴れ

 

今日はまたしても気温が高くなる予報が出ている東京です。

 

でも、傘のマークもあったりします。変な感じ。都会は霧が出てけむっています。

 

 

さて。

 

 

昨日からブログもそうですが何よりもニュースで大きく報じられていた 堀ちえみさんの癌告知の話。

 

癌の2%という希少な口腔癌は、まさに母が戦ったものでありました。

 

母の場合は舌癌ではなく、ほほの内側の粘膜癌でしたが、最初の症状はまさにおんなじものでした。

 

なかなか治らない口内炎。

 

毎月のように歯医者に通っていても診断は下されなかったものでした。

 

昨日あちこちのニュース番組で専門医の方々が口をそろえて言っていたのは、「口内炎が2週間以上たっても治らなかったら専門医へ」というものでした。

 

あの時、その情報があったなら、母もステージ4にまでなることはなかったんだろうなぁと今更ながらに思います。

 

 

母もリンパへの転移があり、左ほほからごっそり皮膚を取り足の筋肉や血管を移植しました。

 

やはり半日以上かかる大変な手術でした。

 

ICUにいた頃の母は このまま動けなくなっちゃうんじゃないかはてなマーク と震えるほどの状態だったのですが、人間はさすがの回復力で今思えば結構な速さで一般病棟へ移ってこれた。

 

私が行くときは必ずリハビリの先生からもらった紙を見ながら口を動かしたり舌を動かしたり、首の運動なども一生懸命やりました。

 

母は頑張ったんです。

 

退院もして、父をしっかり見送ることもできて、新年も家族で過ごすことができて…

 

口腔癌は消えたけれど、悪いことに母の場合は肺に転移してしまい、進行性のその癌はアッという間に母を奪い去って行きました。

 

 

あんな戦いを勝ち抜いた母がなぜ・・・ 母はもっと長生きしてもいい人でした。私なんかよりずっとね。

 

 

家族としてできることは精いっぱいやったつもりでも、悔やまれることはたくさんあります。

 

昨日はそんなことをずっと考えてしまいました。

 

 

誰にどんな励ましをもらってもどうしてもネガティブに落ちていくことも多いだろうと思います。

 

家族のために頑張る決意をした彼女を心から応援したいと思います。

 

けして楽観的なことは言えない状況だというのはよくわかりますので、家族の辛さは理解できすぎるほどです。

 

戦うと決めた決断を応援したいと思います。