世界ふしぎ発見!(4)

 

世界ふしぎ発見3まではエドガーケイシーのリーディングを参考にして1万2千年前の古代のことを書いた。12000年前と言えば、日本では縄文時代です。1年半ほど前、ふしぎ発見(11/19/2022)でイギリスのストーンヘンジと縄文時代を紹介していた。そのとき縄文の土器とストーンヘンジ周辺に出てくる土器の文様のデザインが同じと話していた。                                                人は転生を繰り返す。過去世の記憶を脳に刻んで生まれ変わるので自覚しないまま過去世で作った同じデザインの土器を作っても何の不思議もない。

 

以前、ヒッグス粒子のことを書いた。宇宙の90%も占める謎の物体。私はそのヒッグス粒子というのが私達の生命(霊または魂)だと思うのですが、そのヒッグス粒子のもとになる量子力学というのがあるそうだ。20世紀になってより精巧な望遠鏡が作られ、量子力学というのが発見された。原子レベル以下の極めて小さいエネルギーや物質の単位である「量子」の特殊な性質を説き明かす学問。アインシュタインの「相対性理論」とともに現代物理学の双璧を成す基本理論。量子の代表例には原子や電子、光子(光の粒)などがある。その量子力学の祖と言われるニールス・ボーアが量子は光より速いと言っている。アインシュタインは光より速いものはないと真っ向から対立したそうだが、どちらも譲らないで亡くなったそうだ。                                          冝保愛子さんは霊(生命)は光よりも速いと言っている。光より速いと過去世にも行ける。この宇宙空間を時空を超えて動き回れる。                                     

イギリスの哲学者トインビー博士と池田先生の対談で、トインビー博士が仏法では時空を超えられるでしょうかと質問された時、池田先生は超えることができますと答えられていたように思う。私は生命の存在は覚知していたけれど、え?どうやって超えるのかなと思ったのを今でも思い出す。                                       生命の働きがわかるようになったのは、冝保愛子さんのユーチューブを見るようになってからです。未来もわかるんだと思った冝保愛子さんの話を聞いた。          

 

戦後数年経った昭和26年4月24日(1951年)愛子さんは満員の一両目の電車に乗っていた。     桜木町で降りるつもりだった。少しまどろんでいた時、戦争で亡くなった兄が「愛子、桜木町だよ」と耳にささやいた。電車は止まっていて慌てて降りたそうだ。すると桜木町ではなかった。なんだ。一駅前じゃないお兄ちゃんと思った。が、その電車は桜木町駅に着く直前に垂れ下がっていた架線に一両目のパンダグラフが断線し、からまり破損、電気ショートにより車両火災が発生した。そのころは窓が少ししか開けられない車両で、連結部分にもドアがなく乗客は逃げられなかった。この窓は三段式で窓が20センチくらいしか上がらない。人が窓から乗り降りできないように作られた。私は今でもこの電車の窓を覚えている。死者108人負傷者96人という大惨事が起こった。冝保愛子さんは戦争で亡くなったお兄さんが知らせてくれたおかげで一駅前で降りて事故に遭わずに済んだそうだ。霊は未来もわかるのだと思った。                                       私達の生命はすごい速さで宇宙を駆け回ることができるのだと思いました。

 

日本で一万年以上も長く続いた縄文時代。人々は狩りをしたり貝や魚を分け合い木の実を主食に平和に暮らしていた。協力しなければ生きていけない時代だった。そのころの平均寿命は31歳くらいだったそうだ。やがて稲作作りが始まり富を蓄えた人や権力者が台頭し弥生時代に移行していく。

 

2005年ウォレンと一緒に観光ツアーで行ったエジプトは全くの不毛の地だった。家があるのはカイロやピラミッドあたりだけ、上空から見れば全くの砂漠でナイル河川の両側だけ畑になっている。雨が降らないから、農業も何もできない。一体エジプトは何を収入源として生活をしているのだろうと思った。観光業で収入を得ているだけだ。このような不毛の地で立派なピラミッド遺跡やカルナック神殿、ラメセス2世のアブシンベル神殿などどうしてできたのだろう?と思った。

カイロからバスで一時間走れば砂漠に粗末な掘立小屋の村があり一つの井戸で水をくみ皆が生活をしている。小さな女の子がバケツで水を運んでいた。そこに一軒だけ現代的な建築のお土産屋があった。香水屋だった。そこですてきなガラスの香水瓶をセットで買った。値段はついてなかった。街で値段を見て騙されたと思った。平気で人を騙す人がたくさんいる。経済力もなければ、働くところもない。                                      ピラミッドを建てたころは緑の大地だったのではと思った。ふしぎ発見でラメセス1世は小麦粉で賃金を渡していたという。ミステリーハンターはカルナック神殿の中で小麦を貯蔵していた場所ですと紹介している。え? 観光で回った場所はすべて砂漠だった。穀倉地帯など全くなかった。国に経済力がなければ神殿など建てられない。それがずっと疑問だった。

 

今はアフリカ大陸の三分の一を占めるほど大きなサハラ砂漠ですが、7年ほど前に見たふしぎ発見では、サハラ砂漠のリビアの内陸は8000年前までは山があり森があり泉があった。人間や動物たちも一緒に泳いでいる岩絵をミステリーハンターが紹介していた。                                                         カイロを早朝4時にロンドンに向けて飛び立った。昼間は暑くて飛行機によくないから飛ばないそうです。上空から見るエジプトは一面薄茶色の砂漠、不毛の地だ。それが、海を横切り 豊かな緑の大地に変わった。ヨーロッパに入ったのだと思った。その驚きがとても印象に残っている。

 

サハラ砂漠を調べると、豊かな自然にあふれた「緑のサハラ」における文明は、唐突に終わりを迎えたと書いている。およそ2万5800年周期で発生する地球の歳差運動によって地球の自転軸が回転し、5000年ほど前に降雨地域がサハラより南に移動したことで、雨が降らなくなり北アフリカは乾燥しサハラが砂漠化し始めたそうです。                      2008年ふしぎ発見でも紹介されていましたが、ラメセス2世の父親セティ1世の時空を超えた現代の愛人でもある考古学者イギリス人のドロシーイーディ。小さいころ、セティ一世の今から3000年前に建てられた葬祭殿を写真で見て、どうしてこんなに荒廃しているのと嘆いたそうだ。自分がいたころは花が咲き乱れていた。そこで過去世で巫女をしていた彼女はセティ一世と出会ったのでした。

 

今、地球は荒廃し始めている。今の科学をもってして砂漠化を止められないかなとパソコンで調べた。すると日本人でゴビ砂漠の緑化に取り組んだ人がいた。元鳥取大学の遠山正瑛教授は300万本のポプラをゴビ砂漠に植え砂漠化を防いだ。失敗しても失敗してもやり続けた。まさに死闘。砂漠化した土地を蘇らせて200万人の人を救った。仏の生命の人だ。                                      今は悪魔の生命を持ったロシアのプーチンが自己の権力欲の為、ウクライナに侵略し建物を次々と破壊し人々を殺戮している。                                                               「破壊は一瞬 建設は死闘」仏と魔との戦いだよ。正義は勝たねばならない。「仏法は勝負」これは池田先生が2010年に仰った。

遠山教授の母親は彼が小さい時から「人を助ける人間になりなさい」と言って育てたそうだ。あれ!2024年から新一万円札の顔になった渋沢栄一氏の母親と同じではないか。母親の生命レベルが子供の生き方を左右する。                            もうほとんど砂漠になってしまった北アフリカ、新しい発見も進む中、エジプト政府は古代エジプトに関する重大なことを隠しているのではといつも思う。

 

話はネパールに飛ぶ。紀元前1029年釈迦はネパールで生まれる。東南アジア等どこに行っても寺院には釈迦像の仏陀が祀られている。人はその仏陀に手を合わせて自分の願いを祈る。果たして願いは叶うだろうか?                                           仏陀は釈迦国の王子として生まれた。人はどうして生まれ老いて病気になり死んでいくのだろうと疑問に思った。「生老病死」釈迦は満ち足りた生活を捨てこの疑問を解き明かしたいと城を出て出家する。6年間の過酷な修行を試みたが、全く悟りを得られず身体は弱るばかり、死の一歩手前だった。そのとき与えられて飲んだ乳粥で体力を回復し菩提樹の下で瞑想する。自分を見つめていると過去世の自分が見えてきたという。その前の人生その前の人生その前の・・・自分は輪廻転生を繰り返してきたと悟った。これを始成正覚というのですが、さらに釈迦は私は今悟りを開いたのではない。遥か遥か昔ある法で悟りを開いた。そして釈尊として生まれてきた今の自分があるという。これを久遠実成という(遥か昔に成道している)私が成道したその法はここから東の国、末法の時代に生まれてくる人が説く法です。その人は末法万年の人を救いますが、それゆえに多くの大難に遭う。法華経にはそう書かれてある。その人こそが日蓮大聖人で、大聖人様は南無妙法蓮華経と唱えなさい。私達の心は妙法であり、過去世からの宿業を変えることができると説かれた。

                                                               釈尊の死後1000年は正法時代と言われ、祈るとまだ功徳もあったが、その1000年後像法時代は仏像等を建立すると功徳はあった。ところが、釈尊の死後2000年は末法といわれ、地球を守る法が消えてゆき、人々の心は悪に覆われるようになる、世界は混とんとし戦争の絶えない時代になっていく。日本でいえば平安時代が終わり武士の時代になり戦争略奪の時代になる。今2024年で末法の終わりが2029年になる。末法の終わりと共に世界が核戦争で滅亡するか。この日蓮仏法が広がって平和になるか、今がその分岐点のように思う。