世界ふしぎ発見!(3)

 

さて、ヌビアに流刑されたラ・タは、その土地で新しい社会の建設に努力します。そして前にもまして瞑想に励み、宇宙の霊的導きを求めました。そして霊的法則を現実の社会集団に適用していきました。その結果ヌビアは次第に精神的にも物質的にも豊かになり、その成功はエジプトの地にも知られるようになりました。                             一方ラ・タを失ったエジプトは急速に精神性を堕落させ、社会の混乱はますます大きくなっていきました。ついに神官たちの進言で、ファラオは流刑地から帰還させることを考えるに至りました。そして色々な人たちの取りなしによって、ファラオとラ・タは関係を回復し、ラ・タは9年ぶりにエジプトに帰還することになりました。

 

エジプトに帰還するやすぐに人々の精神性を回復する仕事に着手し、宗教儀式を整えました。またヌビアで獲得した霊的英知を後世に残す必要性を認めたラ・タは、それを収める記念碑を建造することになりました。こうして建造されたのがエジプトのピラミッドでありスフィンクスであるというのです。ラ・タは人類のその後の霊的成長に大きな影響を及ぼすような功績を残して地上を去りました。(ケイシーのリーディングより)

この時点でケイシーはより高次元の意識をもった宇宙の他の星に行くことができたが、ケイシーの魂はあまりにも地上の人々を愛していて再び地球に戻ることを選択した。 ケイシーは次にペルシャでユールトという名前で転生する。何度も転生しながらソウルメイトとつながりを持ち現代のエドガーケイシーとして1877年アメリカ・ケンタッキーに生まれる。彼の古代から現代への転生人生が興味深くて何度も読み返した。もちろん私達も輪廻転生を繰り返し自分のアカシックレコードに記録されている。今色々な分野で活躍されている人、例えば、大谷選手や棋士の藤井聡大氏等々過去世に徳を積んで福運を持って生まれてきている。

 

さて、辛うじて地震から逃れ、世界各地に移住したアトランティス人達はそれぞれの地で現地の人たちと融合していく。12000年前それぞれの地で超能力を使って巨大建造物を作る。アトランティスの抹消が建築した建物は今でも残っている。ユカタン半島に存在する巨石文明であったり、メキシコのチチェン・イッツア遺跡、(この遺跡はアトランティスの末梢が作ったとしか考えられない。)南米ペルーの古代遺跡、イギリスのストーンヘンジ、1963年に発見された巨大神殿ギョべクリ・テぺ遺跡等々、そしてエジプトのピラミッドとスフィンクス。                                             転生(生まれ変わり)するたびに超能力は失われていったとケイシーは言う。アトランティス人が残した巨大建築、特にピラミッドは古代人が私達現代人に残した偉大な贈り物だと思う。著者の光田氏はピラミッドは未来への希望へのみちしるべと述べている。

 

エドガー・ケーシーのピラミッドやスフィンクスについてリーディングは正統なエジプト学などまるで眼中になかったかのように、はるかに壮大なストーリーを展開します。(エジプト学では紀元前4500年前、クフ王の労働者10万人が20年かかってピラミッドをつくったといっているが、それに関して文字のある時代なのにピラミッドには何もかかれていない。小さな字で他の落書きと混ざってクフ王と書かれているだけです。)

 

今から12000年前の地殻変動とアトランティス大陸の地震での崩壊について、神の啓示に従ってラ・タや逃れてきたアトランティス人達は、エジプトに霊的記念碑を建立することになった。ピラミッドとスフィンクスの建造には3つの目的がありました。 一つは、アトランティスの教訓を後世に伝えるために、アトランティスの歴史と文明の遺物を収納した保管庫として機能すること。二つ目は当時の有能な霊能者によって予知された人類の未来の様子を記録するものとして。三つ目は人間の霊的成長を促す修行の場所として建立された。そしてこれらの目的を実現するために、ピラミッドとスフィンクスが建立された。建造にはアトランティスの科学技術が応用された。たとえばピラミッドを構成する石は、現代物理がまだ知らない反重力を利用した。

問:ピラミッドの建造が実際に着手され、それが完了したのはいつですか。                              答:建造には100年を要した。ヘルメスとラーにより、アララート王治世期に始められ、完了した。                                       問:それは紀元前何年のことですか。                                      答:平和の君(キリストのことー著者注)がエジプト入りするより10490年から10390年前のことである。                                      問:ギザの大ピラミッドはどうやって建造されたのですか。                                         答:鉄をも泳がす自然の力を用いてである。同じ力で石も浮かぶ。この力は1958年に再び発見されよう。(5748-6)                                        そして予言は文字によらず、ピラミッドの内部構造によって立体的・象徴的に示されることになりました。

諸国興亡の様子が、この神殿(ピラミッドのことー著者注)の中に描かれることになった。この神殿は、物質界において過去に何があったのか、また今何があり、そしてこれから何が起ころうとしているのかを解釈するものとして機能するようになっていた。(294-151)

これ(ピラミッドのこと―著者注)には、アラート王、アララト王、そして神官ラーによって与えられたものから始まり、地球の位置に変動が起こり、そしてそこに記された予言を成就するためにグレートイニシエート(事業を始める)が、かの地と他の諸国へ戻られる時までの、すべての記録が保存されている。世界の宗教思想に起こったあらゆる変化も、底辺から頂上に至る通路―もしくは空の石棺と頂上に至る通路のさまざまな形状の中に示されている。これらの変化は、石の重ね方と色によって、また、どちらの向きに通路が曲がるかによって示されている。(5748-6)

こうしてピラミッドの内部構造の中に人類の未来に対する予言が刻まれることになりました。ピラミッドの内部構造の中に人類の未来に対する予言が刻まれることになりました。

                                                         ピラミッドの予言研究者によると、たとえば狭い上昇通路から突然広々とした大回廊に入る理由は、その時期がキリストの誕生(西暦元年)を意味しているためであるとされます。あるいは第一次世界大戦や第二次世界大戦の時期を示すピラミッド内部の構造は、そこだけ大きく陥没するような形で表されていると指摘されます。ケイシーによれば、ピラミッドの内部構造の中でもっとも重要な「王の玄室」に相当する時代とは、まさに今、私達がこうして生きている時代を指すというのです。中でも王の玄室にある「空の石棺」には深い意味があります。ケイシーは次のようなリーディングを残しています。                                           問:「石の石棺の」意味は何ですか。                                                答:もはや死が存在しないということ。誤解してはならぬ!死の解釈が明白になるということだ。                                               問:「王の玄室」の時代はいつから始まりますか。                                                   答:1938年から1958年にかけてだ。

この実体(エドガー)はピラミッドが建造されている時に、そこに遺品として何が保存されるかを目にした。「知識」のピラミッド、すなわちギザのピラミッドが建造され始めた当時「王の玄室」に通じる通路が建造されるのを見たのである。この実体(エドガー)は、この時代に「空の石棺の時代」が通り過ぎるのを見るだろう。さればこそ。今生において、活動の高みに登が良い。

この二つのリーディングは、とりわけ現代に生きる私たちにとっては重要な意味を持ちます。なぜならこれらのリーディングは、地球規模の大きな意識変化が、この私達の生きている時代にも起こるであろうことを予言しているからです。と著者は述べている。

 

この後、アトランティス大陸浮上のことについて書かれている。遥か遥か昔、霊魂達(生命)が宇宙から集まって、地震でアトランティスが沈んでしまう前にどのように地球を救おうかという会議があったことなどリーディングに書かれている。その記録はスフィンクスの左腕側とナイル川との間にある入口から入り秘密の地下室に納められている。(遥か昔ナイル川はピラミッドとスフィンクスの近くを流れていた。)                                   まるで映画スターウォーズの世界みたいだ。詳細を知りたい人は光田秀氏の本を読んでください。

 

2005年9月に私はウォレンと一緒に10日間のエジプトツアーに行っている。この「眠れる予言者エドガーケイシー」という本はちょうど改訂新刊が出て2007年4月に読んだ。ピラミッドを見学してその大きさに驚き、ピラミッドの中にも入ったのでとても納得できた。もはや死が存在しないという意味のふたのない「空の玄室」も見た。                                   日蓮仏法では死は存在しません。生命は永遠です。生も歓喜、死も歓喜です。                                    戸田先生が第二次世界大戦(1945)が終わって創価学会を再建され意識変革に取り組まれたのと同時期です。宇宙の法則に生きる光の子と利己に生きる暗黒の子との戦いになります。日蓮仏法では仏の心を持った人と魔に心を奪われた人との戦いです。今はこの地球が魚座から水瓶座に移行して緩やかに風の時代に移行しているという。私の星座は水瓶座で不思議なつながりを感じる。

 

昨日世界ふしぎ発見の最後のDVDを見た。第一回がエジプト編からはじまり最後の回もエジプト編で終わった。                                    地上に存在する考古学上最大の謎といわれるピラミッドとスフィンクス。この謎が解明されるとき、それは人類のたどってきた進化の道筋を知ることであり、そしてまた人類の進むべき未来を指し示すものとなるに違いありません。と光田秀氏は述べています。