世界ふしぎ発見!(1)

 

世界ふしぎ発見が2024年3月で終わる。さみしいなと思った。この番組は1986年から始まった。私は1987年から見ている。アメリカに来て数年間見れなかったが、30年以上楽しみにして見ていた。弟が送ってくれるビデオやDVD を買って何度も見た。この番組を見るていると気持ちが明るくなって、世界の隅々まで旅行しているように思えた。人類が作り上げてきた世界の歴史の成り立ちを勉強することができた。「ありがとう」とお礼を言いたい。

 

以前書いたように、せっかく入社できたのに三菱商事を2年で辞めた。三菱商事はいい会社で部長級や上の役職クラスには生命境涯の高い人が多い。何事も人間性のレベルで決まる。私が入った課はよくなかったが、これもすべてシナリオ通りなのかもしれない。毎日題目を上げていると人生が変わっていく。人生のふしぎ発見です。

 

会社が終わって本屋さんに立ち寄るのが楽しみだった。今でもまるで昨日のことのように覚えている。本棚を見ていて題名は忘れてしまったのですが、一つの本に目が止まった。アメリカに渡ってお金を貯めて世界一周をした人の体験ストーリーだった。え? こんなことできるの?私もやろうと思った。早速本を買った。                                     あの課にいたって虐められるばかりだ。当時29歳と30歳の二人の女性が先頭に立って私を虐める。今は死語になっているが、世間の人がオールドミスと彼らを虐めて煩悩を満足させているから若くてきれいな私を虐めるわけで、いじめの連鎖です。周りの人も見て見ぬふりだ。ある人はもっと虐めろ、ある人は気の毒と思っていたりその人の心のレベルが見える。

 

この虐めの連鎖は生命が変わらない限り続く。煩悩故に虐める。宝塚歌劇団などひどいものだ。女優の故音羽信子の自伝にはあの時代からトウシューズに画びょうを入れたり陰湿ないじめがあったそうだ。事件が起きても生徒たちに口封じさせてきた。昔から嫉妬と妬みの虐めの園だった。自殺者のことが公になって、やっと今頃虐めがありましたと劇団が認めた。                                  今はSNS等の誹謗中傷が酷すぎる。嫉妬妬みの世界だ。どれだけの人が傷ついているか。人を妬んで貶めることは自分の生命レベル(境涯)を下げていく。週刊誌も醜い。勝手に想像した嘘を書き連ね。人を見下して貶めてお金儲けをしている。人は皆仏です。生命自体が妙法です。それ故人を虐めるという悪業を積むと自分を不幸にする。このことは何度も書いてきた。                                       週刊誌を読んで人の不幸を喜ぶ人がたくさんいるのも事実だ。嘘に噓を上塗りして人を傷つけ読者の心を満足させる。人の不幸は蜜の味という言葉もある。                                                   いじめは生命の不満の表れです。悪の根源、仏法でいう貪瞋痴の生命レベルの低い人は、自分の卑しい心が見えなくて、鏡のように他人が自分に見える。他人に対してなんて嫌な奴なのだ私は正義の人だ成敗してやると虐める。タカラジェンヌを自殺へと追い込んだ男役の人たちはいまだに謝らない。心の中は嫉妬妬みの煩悩で渦巻いているというのに、自分達は指導してやったのだ。正義なのだと思っている。こころが煩悩で歪んでいる。自分は悪くないあなたが悪いからだとこうして冤罪を生み出す。

 三菱商事の二人の女性達は仕事ができない、性格の悪い新入社員だと皆に触れ回った。入ったばかりの会社で何もわからない、教えてもくれないのに何年も勤めている人のように仕事はできない。仕事はたまる一方で残業に次ぐ残業ということになる。                                                             題目は上げ続けた毎日勤行唱題併せて40分、御本尊様に付き切った。実家も会社も針の筵だったからうつになって自殺していたかもしれない。今では私の生命を守っていてくださっていたんだとわかる。メンバーや幹部と話をするとその人がどれだけ御本尊様を信じているかすぐわかる。御本尊様を信じて人間革命(生命革命)に挑戦している人は少ない。

 

これで会社を辞めれると思うとほっとした。8カ月ほどかけて準備をした。会社を辞めてアメリカへ行く。お金を貯めて世界一周する。この計画は誰にも話さなかった。話せばそんな馬鹿げた事と反対されるのがわかっていた。当時は1ドルが360円の時代だった。アメリカは遠い異国の地だったが、私の部署は常に世界中からファックスが届き外国からのバイヤーも来て国際的な職場だった。サウジアラビア人メイセルともそこで出会った。1970年に大阪万博もありアメリカはすぐお隣の国だった。                                                              近所に南カリフォルニアで生まれ育ち、戦前日本に帰って結婚した英語がネイティブの人がいた。彼女の兄がロスに住んでいて紹介してもらう。思えばすべてがふしぎです。1971年3月渡米し50年前のアメリカと世界一周旅行したことはブログの最初の頃に書いた。

 

今回は自分の肌で体験した世界と世界ふしぎ発見を30年以上も見てきた世界について生命と歴史とともに書いていきたいと思っています。世界の不思議がふしぎでなくなります。

 

最初に何から書こうかと考えた。古代の世界は人間の夢をかきたてる。ふしぎ発見で紹介されたトルコにあるギョべクリ・テぺの遺跡、1963年にメソポタミア地域で発見された古代文明から書いていこうと思う。                          その前に古代と言えば忘れてはならない人がいる。1877年アメリカケンタッキーに生まれたエドガーケイシー、眠っている間に超能力で地球の過去から未来まで観ることができた。彼自身は自分が何を話しているのかわからないが、質問されたことに答えていく。地球のみならず私達の魂(生命)は宇宙を飛び回っているという。死ぬと火星や水星等色々な惑星に分かれて行くそうだ。そしてまた地球に生まれ変わる。自分の意志で過去の宿命を背おってという。太陽圏でなく全く別の銀河系に行く魂もいる。

ケイシーは質問されれば、別の人の生命のアカシックレコードに自分の生命をアクセスさせ読み取ることができる。彼は生命のことを魂と言っている。アカシックレコードのことをサンスクリッド語でアカシャと言い、仏法では九識という。九識とは生命・心です。 エドガーケイシーは図書館のように本がありそこから読むと言っているが、その図書館とは九識の生命です。人はそれぞれに生まれ変わり、つまり転生の歴史がありすべて経験したことが脳に刻まれている。彼は生年月日と名前を聞くだけで、彼の生命はその人の生命にアクセスできる。不思議な人です。生命は一瞬で移動する。数年前に冝保愛子さんというエドガーケイシーと同じように自分の生命を他人の生命にアクセスできる人がいることを知った。

 

1996年、二度目のアメリカに行く一年前、日本のテレビ「知ってるつもり」でエドガー・ケイシーを紹介していた。え!この人、日蓮仏法を証明する人だとびっくりしたのを覚えている。今ならすぐパソコンで調べられるのですが、あの時は忘れないようにノートに「エドガー・ケイシー 知ってるつもり」と書いた。アメリカに来た時、何かの折、アメリカにはエドガーケイシーという不思議な人がいたんだ。というとウォレンはああ知ってるよ。テレビでよくやってたよといった。

それから11年経って2007年4月に日本に帰る飛行機で読もうと翻訳されたケーシーの本「転生の秘密」を借りた。読み終わって、日本で、もっとこの人を調べてみようと梅田の紀伊国屋書店に行く。するとケーシーのコーナーに予言者エドガー・ケイシーについて書かれてある新刊がたくさん積まれてあった。著者光田秀氏はエドガーケーシーを日本に紹介した第一人者で日本でエドガーケーシーセンターの所長をされている。光田氏はちょうど「眠れる予言者エドガーケーシー」という本を4月に出版されたばかりだった。この本はもちろん今も私の手元にあり何度も読み返している。とても分かりやすく納得できる。                                                                                        この本の帯の部分に                                                      「なぜ、この世界に生まれてきたのか なぜ、人生にはトラブルや苦悩が尽きないのかその答えを知っているのは、あなた自身の{魂}なのです。」と書かれている。

 

エドガーケイシーの「知ってるつもり」をもう一度見たいなぁとユーチューブで探していると出てきた。なつかしい。関口宏氏はじめゲストの加山雄三さんや出席者が皆若い。 見終わるとこの画面の隣に「神々の指紋グラハム・ハンコック」という動画があった。誰だろう聞いたことがない。司会は故上岡龍太郎氏で2時間スペシャル1996年放送です。見ているとエドガーケイシーがリーディングで話したことをグラハム・ハンコック氏はパクっていると思った。まるで自分が大発見したように本「神々の指紋」を書いている。                                             例えばハンコックは、1万2000年前に地殻変動によって滅亡するまで、高度な先史文明が存在していた。スフィンクスの地下には彼らのメッセージが残されている等々。

エドガーケイシーは大ピラミッドとスフィンクスは1万2000年前に滅亡したアトランティス大陸のアトランティス人の指揮によって建造された。彼らはまだ超能力があり重力を半減できた。彼らは皮膚が赤かったので赤色人種だと言われていた。スフィンクスの地下にはアトランティスの知識が保管されているが、今は封印されている。人間が人間のことがわかるまで霊的に封印されているとケイシーが言う。つまり私達の魂は輪廻転生を繰り返し過去や未来のことも魂(生命)に刻まれている。それによって人生が決まるということだと思う。現代社会にこの生命哲学はない。生命を覚知された創価学会二代会長戸田先生と三代会長池田先生はこの生命哲学を私達メンバーにわかりやすく指導されてきた。                                他にも光田さんの本にはエドガーケイシーの古代にまつわるリーディングを翻訳されている。後ほど書くつもりです。