続きを書いてみよう。
信頼関係を築くのに役立っていると思うことの二つ目は
注目の力をうまく使うことです。
難しく言うと「肯定的な注目を増やすこと」
簡単に言うと「叱るよりほめるを多くすること」
(ほめるっていうと、「わーすごいねー!」とかって頑張らなきゃいけないイメージがある人もいるみたいなのですが、
みてるっていうことが肯定的に伝わればそれはほめていることになります。)
実際に子どもを産んで、
子どもはみんな注目されたいってほんとだなと思います。
特に小さければ小さいほどそうで、
毎日毎日「みてみてー」「おかあさん、これみてー!」ってとってもわかりやすい。
そしてかわいい。
(見てもらえないと生きていけないもんね。)
だから、見てるよーっていうのをとにかく伝えます。
しかも、もうできているところを言う。
4歳になる前、上の子はまだご飯中立ち歩くこともあって
気になっていました。
自分が気になるからこそ
「自分が子どもに食事のマナーを身に着けてほしいと思っている」
と自覚して
「できているときに伝える」をやっていました。
ちゃんと座って食べているときに
「今座って食べてるね!」と言う。
そのとき自分がうれしかったら、
「座って食べてくれてお母さんとっても嬉しい!」もプラスする。
こういう声かけを続けていると、どうすればみてもらえるか子どももわかるから
「おかあさん、いまちゃんとすわってたべてるよ」
とか言ってくれるようになる。
そしたらそれもほめることができる。
私がしてほしいと思うことを子どもたちがやってくれているときに
注目し続けていたら、
そういう行動が増えて私がうれしいし、
子どもたちもみてもらえてうれしい。
相対的に私が怒ることが減って
私の自分責めも減る
という、よい循環が簡単に作れます
上の子が下の子の上着を脱がせてくれているときがあって
うれしくて、わーすごい、いいねー、うれしいな、などと言っていたら
最近家に帰ると毎日脱がせてくれています。かわいい…
そして、大人もそうだと思うけど、子どもたちだって
自分のできている方を見てくれている人のほうが信頼できるだろうと思います。
子育てにもやっぱり
「自分の望む方をみていく」
という姿勢は役立つなぁと思います。