「引き寄せの法則」

という概念を、数年前に知りました。

 

 

この法則では

 

「いい気分でいること」

がとても重要なことと言われていると思います。

 

 

出産前は、

今思うと、いい気分でいるための行動をすることが

今よりはとても簡単だったと思います。

 

 

実践はなかなか徹底できませんでしたが、

 

「自分が心地よくいい気分で過ごす時間を増やすこと」

 

を心がけることで、確かにいろいろな夢が叶いました。

 

 

というよりは、自分で自分の気持ちを聞くことができていたので、

そして、それを叶えることもできて

生活の中で簡単に幸せを感じることができていたのです。

 

 

 

しかし!!!

 

 

 

出産直後、その日常は一瞬で崩れ去りました・・・

 

 

まず、人間の基本的な欲求といわれている

食欲・睡眠欲を満足に満たすことができない。

眠りたいときに眠れない

食べたいときに食べられない。

 

体中の痛み

精神の不安定さ

 

 

「いい気分」とはかけ離れた状態でいる時間が長いと感じて、

あろうことか

「これでは幸せになれない・・・」

と思ってしまうこともありました。

(本末転倒ですね)

 

 

 

育児中、

なかなかいい気分になれないママがいたら、

まず自分に聞いてみてほしいことがあります。

 

「大変なことはたくさんあるけれど、この子(たち)と、一緒にいたい?

それとも、自分が育てられなくてもいい?」

 

(良いか悪いかは別として)

子どもと一緒にいたくない、

と感じるなら、

他の人たちの手にゆだねる選択もあります。

 

 

家族の誰かの手に完全に任せるという選択もあるかもしれません。

 

子どもをなかなか授かることができなくて

里親になってもいい、と思ってくれている人たちもいます。

 

施設で育つ子どももいます。

 

※ただ、あまりにも日常が大変すぎると、

「手放したい!」という答えが返ってくることもあるかもしれません。

それは、ただ「大変だから逃げ出したい」というのが本心で

子どもとの関係においては本心ではないことが多いです。

 

 

 

 

私は、自分にそう聞いたとき、

「この子たちの成長を一番近くで見守らせてもらいたい」

という答えが返ってきました。

 

「どんなに大変だったとしても、

手放して、成長を見られなくなるほうがいやだ」

と思いました。

 

 

私は、自分がかかわって育てていきたい、

と思っていることに気づいて

そう決めたのです。

 

 

 

そうすると、

「子どもがいるからできない」

という部分を見るのではなくて、

 

今度は子どもと一緒の生活を送ることが前提で

その中でどうやって自分をいい気分にしていくのかを

考えていくことができます。

 

 

 

たとえば、

睡眠時間を確保するために

 

・家事をあきらめて一緒に寝る

・ネントレをする。

 

 

 

自分の負担が大きくなると

被害者モードになりがちだということがわかっているので

 

・夫に家事育児でやってほしいことを頼む

・両親にサポートしてもらう

 

今のところはこうやって負担を減らしています。

ベビーシッターや一時保育、

ファミリーサポートを使うという方法も考えています。

 

 

 

子どもたちのかわいいところを見つけると幸せな気分になれるので

 

・子どもたちのできているところをみる

・かわいかったところを記録しておく

・怒るよりも認める声かけが多くなるように心がける

 

 

 

出産前はできていて、

今はできなくなったことに目を向けるといい気分ではなくなるので

 

・今の生活の中でできていることに目を向ける

・今はこういう時期、と思う。

 

 

 

育児中は、怒ったりイライラしたり悲しくなったり

ネガティブといわれる感情もよくわくけれども

感情には良い悪いはないので、

感じている自分を悪い・ダメだとジャッジしないことも大切です。

 

 

 

 

そもそも、私は子どもがほしいと思っていて

それを叶えてくれた二人なのです。

 

自分がこの生活を望んでいたんだということを思い出すと、

それが叶っていることに感謝の気持ちが湧いてきます。

 

家族で子どもたちの成長を見守ることができることが

なによりの喜びだと思い出すこともできます。

 

そしてこの状態こそが

「いい気分」

なんだと思っています。