先月末から今月はお濃茶の稽古を。
軸飾、風炉で茶筅飾、茶入飾、組み合わせ点、仕組点のお稽古をしました。
以下はメモ。
軸は「泉声」
棚は、青漆爪紅(せいしつつまぐれ)の糸巻棚 (いとまきだな)。
お花は、籠で、あやめ、蛍袋、ガンビ
同じ籠で、半夏生、紫陽花、京鹿の子
柱に鮎籠で泡盛ショウマ、河原撫子、青ススキ
主菓子
:名古屋の亀屋芳広の薯蕷饅頭
:名古屋のむらさき屋の水羊羹
:黒糖の葛餅←お菓子元を聞くのを忘れた
:京都の葵家やきもち総本舗のやきもち
お干菓子:富山の五郎丸屋の蛍(季節の薄氷)と大阪の松葉屋の月明かり
:京都の亀屋良長の暦七変化
:京都の亀屋重久のおむろ
濃茶:銘は「祥雲の昔」、お詰めは「柳桜園」
お茶杓について尋ねられた時に、碌々斎と覚々斎(好み)を私が間違えてしまい、その時に先生が碌々斉が生きた時代の話をしてくださいました。徳川の紀州藩の職を失った後の話。激動の時代を生き抜き、現在の家元制度の礎を築いたり、献茶を行ったお話など。興味深かったです。
今月のお菓子もどれも美味しゅうございましたが、松葉屋の月明かりが特に印象に残りましたよ
12月に腰を痛めて以来、着物生活から遠ざかっていましたが、週末、浴衣生活を始めましたよ。(麻の着物、夏久留米も着られるといいな)