ジャパンレールパスを利用して、

 

夫婦で16泊17日の日本周遊の旅へ。

 

3日目、日本の原風景ともいえる

 

茅葺屋根の家々が立ち並ぶ
 

「西湖いやしの里根場」で、

 

 

心なごむ時間を過ごした後は、

 

青木ヶ原樹海の中にある

 

富岳風穴に向かいました。

 

 

入口の直径5.4m、総延長201m、

 

高さの最後部8.7mの富士山麓の

 

代表的な溶岩洞窟のひとつで、

 

内部の平均気温は3度。

 

 

昭和30年頃まで、蚕の卵や種子

 

の貯蔵庫として使われていた、

 

まさに天然の冷蔵庫なので、

 

真夏でも羽織れるものが

 

あった方が良いです。

 

 

15分ほどの見学では、夏でも

 

溶けない氷柱や溶岩棚、

 

 

縄状溶岩、

 

 

珪酸華(けいさんか)と呼ばれる

 

光り苔の群生などが見られます。

 

 

内部は不思議と音が反響せず、

 

これは壁の玄武岩質が音を吸収

 

する性質をもっているからだとか。

 

 

なだらかな横穴型の洞窟なので、

 

見学もしやすかったです。

 

 

そばには押し寄せるマグマが

 

そのまま固まってできた溶岩棚

 

もあり、迫力に圧倒されます。

 

 

そして、次に目指すは鳴沢氷穴。

 

樹海の中を森林浴を楽しみながら、

 

進みます。

 

富岳風穴のチケット売り場横に、

 

東海自然歩道への入口があり、

 

鳴沢氷穴まで1.4kmの距離です。

 

 

青木ヶ原樹海と聞くと、

 

うっそうとして、怖い

 

イメージがぬぐえませんが、

 

 

足を踏み入れて感じたのは、

 

苔むす世界のなんと美しいことよ。

 

溶岩地帯のため、根を深く張る

 

ことができず、地を這うように

 

伸びています。

 

 

過酷な条件下での植物の生命力に

 

感心させられます。

 

さて、先の富岳風穴が横穴型の

 

洞窟に対し、鳴沢氷穴は起伏に

 

富んだ竪穴型の洞窟です。

 

総延長153m、幅1.5m~11m、

 

高さ1m~3.5mと、腰をかがめて

 

進む所も多いので、若干、体に

 

堪えます。

 

身長190㎝の夫は、気を付けつつも

 

所々で頭をぶつけ、見ている私も

 

ハラハラしました。

 

 

天井からしみ出した水滴が

 

凍ってできた氷柱は、直径50㎝、

 

高さ3mになることも。

 

ライトアップされて、幻想的でした。

 

青木ヶ原樹海や溶岩洞窟を訪れて、

 

自然の神秘を感じるとともに、

 

富士山が活火山であることを

 

再認識する機会にもなりました。

 

 

 

 

 

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