主に、布を使った壮大な

 

プロジェクトを世界中で、

 

手がけた芸術家夫婦

 

Christo and Jeanne-Claude

 

(クリスト&ジャンヌ=クロード)。

 

妻のジャンヌ=クロードは2009年に、

 

夫のクリストは2020年5月に、

 

亡くなりましたが、彼らの遺志を

 

受け継いだプロジェクトが、 

 

パリを象徴するモニュメント、

 

凱旋門で、開催中です。

 

 

このプロジェクトについては

 

当ブログでも 2020年2月に、

 

紹介していますが、

 

 

当初は2020年4月に、

 

行われる予定でした。

 

しかし、パンデミックにより延期。

 

不幸なことに、クリストも

 

亡くなってしまいましたが、

 

甥が中心となって、

 

実現する運びとなりました。

 

 

彫刻や彫像などを傷つけないよう、

 

フレームで、保護したうえで、

 

25,000㎡のリサイクル可能な

 

ポリプロピレン生地と3,000mの

 

赤いロープによって、すっぽりと

 

覆われた凱旋門。

 

 

生地にはアルミが吹き付け

 

られているそうで、光の

 

反射具合によって、さまざまな

 

表情を見せてくれそうですね。

 

夕方に撮影したいと言っていた

 

主人。

 

一緒に、見たかったのですが、

 

実はわたくし、日本におりまして、

 

10月3日の会期終了までに、

 

パリへは戻れず、実物を

 

見ることができません。

 

画像はすべて、主人が撮影

 

したものです。

 

 

この日は公開前日の9月17日

 

ということで、ギリギリまで、作業中。

 

アートとはいえ、凱旋門がラッピング

 

されていたら、初めて、パリを

 

訪れる方は正直なところ、

 

がっかりしてしまうのでは?

 

などと思ったりもしますが、

 

 

志半ばで、亡くなったクリストさん、

 

さぞかし、見たかっただろうな~。

         

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