主に、布を使った壮大な
プロジェクトを世界中で、
手がけてきた芸術家夫婦
Christo and Jeanne-Claude
(クリスト&ジャンヌ=クロード)。
※妻のジャンヌ=クロードは
2009年に他界。
パリの総合文化施設
ポンピドゥー・センターにて、
2020年3月18日から6月15日まで、
彼らの展覧会が開催されます。
1985年には「ポン・ヌフの梱包」
と題して、パリ最古の橋が
布で覆われましたが、
今回の展覧会に合わせて、
2020年4月6日から19日までの
2週間限定で、エッフェル塔と並ぶ
パリのシンボル「凱旋門」が
ラッピングされますよ。
Christo, L'Arc de Triomphe, Empaqueté (Project for Paris) Place de l'Etoile – Charles de Gaulle, Dessin 2019, diverses techniques © André Grossmann.
着想は1962年。
58年の歳月を経て、ようやく
実現されることとなりました。
25,000㎡のリサイクル可能な
ポリプロピレン生地と3,000mの
赤いロープが使用されるそうです。
そういえば、主人と宮島を訪れた時に、
嚴島神社の大鳥居が数日前の
強風の影響で、破損したとかで、
ご覧のように、修復のため、
囲われていました。
初訪問で、楽しみにしていた主人は
無論、がっかりしていましたが、
クリスト&ジャンヌ=クロードの
作品のようだと思えば、見方も変わり、
がっかり感が和らぐと前向きな
発言をしていたことが思い出されます。
話がそれましたが、会期中に、
パリを訪れるご予定のある方は
足を運んでみてください。
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