昨日13日は年金制度の改革に
抗議するパリ交通公団 RATP
の組合による大規模なストライキが
実施され、市民や観光客の足に、
大きな影響を及ぼしました。
運行状況は以下のとおりでした。
【メトロ】 16路線のうち、通常運行は
2路線のみ。10路線は終日運休。
残りの路線においても朝晩の
ピーク時のみの運行かつ
3~4本に1本の間引き運行。
【バス】 全路線で、終日
3本に1本の間引き運行。
【トラム】 8路線のうち、
2路線は通常運行。
残りの路線は朝晩のピーク時のみの
運行かつ3本に1本の間引き運行。
【RER】A線、B線において、
朝晩のピーク時のみの運行かつ
3~5本に1本の間引き運行。
これを受けて、運行中の列車は
混雑必至、道路も大渋滞となり、
大混乱の一日となりました。
フランスの年金制度は職業によって、
細分化されていて、政府はそれを
廃止して、一本化を目指しています。
統一制度の導入によって、
優遇制度が撤廃されるとなれば、
反発するのも理解できますが、
利用者としては「勘弁してください。」
それに尽きます。
昨年もフランス国鉄 SNCF の
ストライキが長引き、うんざり
しましたが、利用者に不便を
強いても労働者の権利が優先される
フランスだけに、今回も簡単に、
収束するとは思えませんわ。
ストは数日前から予告がある
とはいえ、旅行者の方が現地の
メディアから直接、情報を得るのは
困難な場合もあるでしょう。
そのような時のためにも
以前、こちらの記事
でもご紹介したように、
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