香港・ランタオ島を訪れて からの続きです。

 

標高520m、昂坪高原の木魚峰に鎮座する天壇大仏。

 

 

1989年に完成し、一般参拝が可能となったのは

 

1993年からと、その歴史は浅いものの、香港の

 

風光明媚な観光スポットとして、人気があります。

 

 

かつては寶蓮寺(ポーリン寺)がひっそりとたたずむだけの地でしたが、

 

すぐそばには飲食店や土産物屋が軒を連ねる昂坪市集

 

(ゴンピンビレッジ)も開業し、にぎやかな観光地へと様変わりしました。

 

 

それでは268段の階段をのぼり、大仏様を拝みに参りましょう。

 

大仏様の内部にある展示室を見たい場合は

 

階段をのぼる前に、チケットを購入しておきましょう。

 

参拝のみの場合は無料です。

 

 

12年の月日と6,000万香港ドルを費やし、建造された

 

仏像の高さは蓮華座から26.4m、台座からは34m。

 

鎌倉大仏の像高、11.3mに対して、約2倍の高さです。

 

そして、202枚のブロンズのピースによって、

 

組み立てられた総重量は 202t にもなります。

 

「世界最大の屋外大仏」と紹介しているガイドブックもありますが、

 

調べてみると、さらに大きい大仏像は存在するようなので、

 

世界最大級ということにしておきましょう。

 

 

間近にお顔を拝見。

 

なんとまぁ、威厳と慈愛に満ちた、いいお顔をされているのでしょう。

 

あいにくの曇り空でしたが、ブロンズと金でつくられたお顔に、

 

太陽の光が当たると輝きを放つそうです。

 

 

中国本土のある北の方角を向き、お釈迦様が菩提樹の下で、

 

悟りを開いた時と同じ姿勢をしています。

 

 

大仏像の下にはお供え物を捧げる六天母像がいます。

 

 

それぞれが手にしたお供え物は花、香、燈、塗、果、樂。

 

六波羅密(佈施、持戒、忍辱、精進、禪定、智慧)を意味するのだとか。

 

 

美しいお顔立ちですが、親しみも感じられます。

 

 

 

 

 

 

また、大仏像のまわりは360度の展望台となっていて、見晴らしも良好。

 

宮殿のように立派な寶蓮寺(ポーリン寺)がひと際、存在感を放っています。

 

 

香港といえば、高層ビル群や雑多な繁華街の

 

イメージが強いですが、意外にも総面積の4割を

 

国立公園や自然保護区が占めるそうです。

 

滞在中、一日は足を延ばして、自然豊かな場所を

 

訪れるのもいいですね。

 

以上で、香港レポート、おしまいとなります。

 

お付き合いいただき、ありがとうございました。

 

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