サン・ドニ大聖堂 ① に続き、

 

本日は有料エリアを

 

ご紹介します。

 

堂内南側の出口より一旦、

 

通路に出て、まずは

 

チケットを購入します。

 

主人が10年前に、訪れた時は

 

5ユーロほどだったそうですが、

 

現在は約倍に、値上がりし、

 

9ユーロとなっております。

 

 

用意されている日本語の

 

リーフレットで確認しながら、

 

見学しましょう。

 

ただ、説明の図が大雑把

 

なので、所々で、分かり

 

づらいところがあります。

 

 

大聖堂にはメロヴィング朝

 

フランク王国の初代王

 

クロヴィス1世からルイ18世

 

までの大多数の王と王妃が

 

埋葬されています。

 

 

シャルル5世とその妃

 

ジャンヌ・ド・ブルボンの横臥像

 

横臥像は本人に似せるよう、

 

存命中に、制作されたようです。

 

 

奥:フランソワ1世とその妃

クロード・ド・フランスおよび

3人の子供たちの墓碑

 

手前:フランソワ1世の心臓壷

 

1547年の王の死去から

 

11年後に、設置されました。

 

マリニャーノの戦いの

 

勝利者が大きな凱旋門に、

 

表され、ルネッサンス期に、

 

古代文明が再考された

 

ことを証言しています。

 

 

南側2階のサン・ルイの

 

礼拝堂にはルイ16世と

 

マリー・アントワネットの

 

祈りの像があります。

 

 

フランス革命で、ギロチン

 

処刑されたふたりの遺体は

 

集団墓地となっていた

 

マドレーヌ墓地に、葬られ

 

ましたが、のちの王政復古

 

により、サン・ドニに、遺骸が

 

運ばれ、改葬されました。

 

こちらの祈りの像は

 

ルイ16世の弟ルイ18世の

 

命で制作され、1830年頃に、

 

完成したものです。

 

 

 

サン・ルイの礼拝堂の絵画

 

 

ルイ16世とマリー・アントワネット

 

の祈りの像の正面にある彫刻

 

 

その横には戦時中に、

 

王軍が掲げた軍旗の複製

 

 

上を見上げるとまばゆい

 

ばかりのステンドグラスが!

 

 

そして、大聖堂の東側

 

にあたる2階には7つの

 

放射状祭室があります。

 

 

右の祭室から順に。

 

 

左:「エゼキエルの幻視」

 

見上げなくても目線の位置

 

にあるステンドグラスなので、

 

じっくり観察できます。

 

 

右:「エッサイの樹」

 

左:「キリストの幼少時代」

 

色が変わっている部分は

 

おそらく破損したのでしょう。

 

ステンドグラスではない

 

素材がはめ込まれていました。

 

聖遺物箱にはルイ9世の

 

手首とおぼしき断片が

 

収められているそうです。

 

 

右:「アレゴリーの窓

(聖パウロの隠喩の窓)」 

 

左:「モーセの生涯の窓 」

 

 

右:「幼児虐殺」

 

左:「サン・モーリスの殉教」

 

 

「グリフォンの窓 」

 

 

 

シュジェ大修道院長の後陣

 

1140~1144年に、

 

聖殉教者の聖遺物箱を

 

展示するために、建てられた

 

重要な作品で、上部は

 

13世紀に修復されました。

 

聖遺物箱に、何が入って

 

いるのか気になります。

 

 

 

次回、地下礼拝堂と納骨室を

 

ご紹介して、完結となります。

 

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