行くなら今でしょ!サン・ドニ大聖堂

 

からの続きです。

 

治安が良くないと言われる地域

 

にあるサン・ドニ・バジリカ大聖堂。

 

最寄駅の Basilique de Saint-Denis

 

を降り立ち、いつも以上に、

 

周りの気配に注意しながら、

 

ボディーガードの主人のそばに、

 

ぴったり寄り添い、歩を進めます。

 

確かに移民とおぼしき方々

 

の姿が目立ちますが、

 

パリは人種のるつぼ。

 

私自身も移民のひとりであり、

 

移民が多く住む地区だからと

 

言って、過剰に、神経質

 

になる必要もありません。

 

主人が言うにはサン・ドニ

 

の中でも大聖堂の周辺は

 

比較的、平穏とのことです。

 

私も実際に訪れてみて、

 

大聖堂前の広場には

 

メリーゴーランドが設置され、

 

和やかムードでしたし、

 

特に、雰囲気の悪さや

 

身の危険を感じるような

 

ことはありませんでした。

 

大聖堂だけ訪れるのであれば、

 

駅からのルートも特別、危険

 

というわけでもありません。

 

もちろん、時間帯にもよるので、

 

早朝や日没後は避け、女性は

 

できれば、ふたり以上で、

 

訪れた方が良いのではと思います。

 

 

さて、駅から歩くこと約3分。

 

10年ぶりに大聖堂を訪れた

 

主人は開口一番、

 

「お~!綺麗になってるー!」と。

 

 

近隣地域の粉塵により、

 

黒い煤(すす)で、覆われていた

 

大聖堂でしたが、300万ユーロ

 

以上をかけた、3年にわたる

 

改修作業を経て、かつての

 

壮麗さを取り戻していたのです。

 

 

別アングルから見るため、

 

北側に回ります。

 

 

イベント準備の最中で、

 

障害物が多かったのが

 

残念でした。

 

 

のちほど、ご紹介しますが、

 

こちらのバラ窓のステンド

 

グラスが素晴らしかったです。

 

 

西正面の中央扉と

 

半円状のタンパンは

 

「最後の審判」を表しています。

 

 

4層からなる弧帯の

 

最内側に、ご注目ください。

 

奇獣が人の頭に、噛みついて

 

いたりと「地獄」をテーマ

 

にした右側に対し、

 

 

左側は「天国」をテーマとし、

 

対照的です。

 

 

 

聖堂の身廊

 

 

反対側にはパイプオルガン

 

 

サン・ドニ大聖堂と言えば、

 

このお方、パリの初代司教

 

サン・ドニ(聖ドニス)の

 

逸話なくしては語れません。

 

モンマルトルで斬首され、

 

殉教したサン・ドニは

 

すぐには絶命せず、己の

 

頭部を抱え、歩き続け、

 

この地で、絶命したと

 

言われております。

 

実際にはあり得ませんので、

 

あくまでも伝説ということで。

 

 

午後の日差しが、

 

ステンドグラスを通して、

 

聖堂内を照らします。

 

 

内陣のステンドグラスには

 

サン・ドニの殉教の様子が

 

描かれています。

 

 

ダゴベルト王の墓

 

立入禁止区域につき、

 

離れた場所から撮影。

 

 

北袖廊のバラ窓の

 

ステンドグラスがこれまた

 

素晴らしく、美しいのです。

 

 

 

彫刻のひとつひとつに、

 

見入ってしまいます。

 

 

 

 

 

 

北側の礼拝堂

 

 

 

 

ここまでは無料で見学

 

できますが、その先にある

 

王家の墓廟(ぼびょう)

 

および地下礼拝堂・

 

納骨室は有料エリア

 

となっています。

 

サン・ドニ大聖堂を訪れる人の

 

お目当ては有料エリアにあるので、

 

それを見ずしては帰れません。

 

ということで、次回はその

 

有料エリアをご紹介します。

 

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