日本では政治と宗教、お金の話題はしてはいけないとよく言われますが、外国人にもタブーな話題というものが存在します
そのタブーな話題を英語で「センシティブ(sensitive)」と言います。
それは…
私たち単一民族の日本人には、絶対に理解できません!!
いろんな所でマダムが自ら地雷を踏んで学んだ
【日本人の常識は世界の非常識⑦】外国人には絶対にしてはいけない!タブーな話題6つ
マジでその場がフリーズします…
「色」の話は絶対にしてはいけません
昨今は「肌色」が差別として呼び方が無くなったそうです
基本的に黄色人種の日本人には驚くことに、
海外では「色」の話はタブー
「好きな色は何色?」とかも訊いてはいけません。
「カラー(色)」って言葉さえ使っちゃいけない。
「黒い服好き」って言っただけでピクッと反応する…
もはや逆差別じゃね?
ニューヨークでの実話
かれこれ15年くらい前ですが、ニューヨークでケーキを習っていた時のおはなし。
私は白黒ストライプのウェディングケーキをつくっていたのですが、黒色は色素が無いので自分で混ぜ合わせて色をつくらなければいけなかったのです。
一生懸命色々な色素を混ぜ合わせたのですが、茶色とグレーをあわせたドドメ色にしかなりません…
先生に「あなた何色作ってるのこれ?」と訊かれたので
「黒と白のケーキが作りたい。わたし黒色が好きなんです」
と言ったら周りがフリーズ…
黒や白というのはそのまま肌の色の意味にとられるのです!!
あと、AVは日本では「ピンク映画」ですが、アメリカでは「ブルーフィルム」といいます。
中国は黄色がエロい色なんだって
色の認識が全然違う!💦
「クラス」は微妙なお話
特に英国は驚くほど階級社会。
貴族には「Sir(サー)」「Mom(マム)」つけて呼ばないと苦情が出る…
英国は出自がものを言うので、成金でも「階級(クラス)」は這い上がれない。
スナク首相はインド系英国人ですが、元々上流階級だったそうです。
スーパーも電車も街も区分されていて芦屋みたいw
そう
「クラス(階級)」はタブーの話題
なんです。
米国でも「クラス」について語ることは避けられます。
「自分はミドルより上だよね」と思っている人が多いので…話ふっちゃったらスーッと離れていきました…
ヨーロッパで階級を見分ける方法
ドイツは「von(フォン)」、フランスは「de(ド)」が付く人は元貴族。
そしてこれをかなり正確に区別します。
オランダの「van(ファン)」やイタリアの「da(レオナルド・ダ・ヴィンチの「ダ」)」は貴族は関係ありません。
「人種」はハッキリ言ってはいけない
カナダ留学中、日本人は冗談で自分たちを
「わたしたちなんてイエローモンキー🐵ウッキーww」
なんて笑っていたのですが…
全くシャレにならなかった…
彼らは白人を「White」といいません。「コーカサス系の人(Caucasian:コーケージャン)」と濁します。
正確に言うと「コーカサス」はアゼルバイジャンとかジョージア人のことなんですけどね…
黒人も「ココ」「ブラウン」など
ブラックとは呼びません。
インド人って自分たちを「レッドスキン」というんですよ。
なんかかっこいい~💗
でも「人種」の色の話はしないほうが賢明です…💦
日本人の蔑称
覚えておいたほうが絶対に良いのであえて書きますが、私たち日本人を差別する用語で
「JAP:ジャップ」
「NIP:ニップ(”ニッポン”と自分たちを呼ぶから。)」
があります。
ちなみにニップって”乳首”のことですw
日本の3レターコードはJPNですよ!
JAPじゃない。
日本人が、知らずに使ってしまいがちな差別用語まとめました。海外へ行く前にどうぞ。
容姿の話はしてはいけない
特に童顔で若く見える日本人の若い女子は、普通体型でも細いの嫉妬の対象
もはやその存在がビッチ扱いw
アメリカ人は渡辺直美さん体型が7割…
彼女が何故アメリカで人気があるのかというと、ショーがおもしろいだけではなく、
日本人なのに、アメリカ人体型だからおもしろいのです
”デブ”の表現はさまざま
デブって「fat」と「big」だけではないです。(ちなみにこの2つは禁句)
ハッキリ言ってしまって驚かれた…日本でもハッキリ言いませんね💦
いわゆるポッチャリやふっくらは
「Plump:プランプ」
と言います。
まあそれも言い難くて、
「Selfish body:わがままボディ」
というとウケますよ
肥満は「オービス」。
そう…あの高速道路でスピード違反をキャッチするシステムと同じ名前。
化粧品でも「Orbis」ってありますよね?
なーんであんな名前にしたんだろう…
国民の5人に2人が肥満のアメリカでは、「 デブも個性」となり、ポリコレと騒がれるので体型の話は炎上します…
LGBTの話題はしないほうがベター
欧米でほんの50年くらい前まで「ゲイは病気扱い」だったので精神病院送りでした。
宗教的に禁止だったんですよ。
キリスト教の旧約聖書でソドム(同性愛者の街)って滅びますよね。
一般的にはカミングアウトしていないだけで、ゲイがめちゃくちゃ多いので、この話題は触れないほうが良いです…
アイスランドの元首相で初の女性首相だったヨハンナ・ジグルザルドッティル氏(左)や、ベルリン市長だったクラウス・ヴォーヴェライト氏(右)(昔のハリソン・フォードに似ていてハンサム😍)はカミングアウトしています。
ヨーロッパは「平等」「公平」が当然とされるため、比較的LGBTQには寛容。今はね。
それどころか、受け入れないとポリコレの標的に…
同じ「先祖」の話題はタブー
シンガポールや香港人と話していて、してはいけない話にふれてしまうと
「まあ、飲め」
と酒をのまされますw
そう…
話してはぐらかされたときは
タブーな話題
ちなみにふれてしまった話題は
「シンガポール人は中国人についてどう思うの?」でした。
同じ先祖なので悪く言えないらしい…💦
これドイツも同じで、
「東ドイツについてどう思うの?」と訊いたらドイツ人のおじに怒られた
韓国人もそらされます。
映画では北朝鮮を悪く言うけれど、実際には自分たちは歴史に翻弄された被害者と思っている人が多い…
このご時世だから、ロシア人にどこから来たの?でさえ気まずくなった…
「同一人種」の「同先祖」の話はタブーです
番外:カリブ人は人喰い人種だった
犬も猫も食材とみなすカリブ人ですが、
実は人も食材でした
「パイレーツオブカリビアン」は実はカリブ国家では人気がなく、それどころか、あの映画の話をすることさえ禁句
3番目だかその前だか忘れましたが、カリブ人の描写に人喰い人種のシーンを入れてしまい、
全カリブ国家が激怒して、撮影を断固拒否
カリブの島々のどこの国にも、撮影を受け入れてもらえなくなりました…
なので途中から全部カンクンやバハマで撮影になってしまって、話もつまらなくなり、さらにポリコレ対象へw
思えば、これでディズニーはポリコレアレルギーを発症したのかもしれませんね
皮肉なことに、その撮影現場がアトラクションになっている国もありますけどね…
ちなみに、マダムがボランティアで住んでいた時に、撮影ありましたよ
2番目の冒頭シーンで使われていました
ジョニデも来たよ
彼らは、部屋が5個くらいあるクルーザーお持ちなので、ホテルに滞在とかはないけどね。(日本人の成金感覚で想像してはいけないw)
なので、カリブで人喰い人種だったお話は禁句です。
最後に。
外国人にしてはいけない「センシティブな話題」をおわかりいただけましたか?
意外すぎてビックリしませんか?
「そういうつもりの発言じゃなかったんだけど…💦」
とあちこちで、その場をフリーズさせてきた私が身をもって体験した実話です…
まあ、少なくとも世界的で共通の
「人種」「LGBT」「宗教」の話題だけは触れなければOKです🙆♀️
地雷踏む前に役立つといいなあ